今日の話題は、百日紅のカイガラムシの治療です。
カイガラムシ退治の治療は、今回で3年目になります。
昨年も2月に行いました、結果は上手くいったのですが、4本のうち1本は完治したのですが、3本の百日紅はまだ完全に直っていません。
しかし、3年前はカイガラムシで4本の百日紅が殆どお花もつけずに、下にあるつつじの葉っぱが真っ黒くなってしまってどうしようも無い状態だったのですが、一昨年の治療と昨年の治療で3年前の状態からは抜け出すことができました。
一昨年は、マシン液の40倍液を唯百日紅に吹きかけただけったのです。
結果は、お花が咲くようにはなったのですが、百日紅のあらゆる所にカイガラムシがついてしまって、下草のつつじも真っ黒の状態が3年前よりは改善しましたがまだまだ黒いのがついていました。
昨年は、同じくマシン液の40倍液を塗るだけでなく、カイガラムシの白い甲羅みたいなのも確り落として、百日紅が黒くなっている所も落としてマシン液を塗りました。
この方法は、一昨年の治療方法より大分良くなり、4月、5月の状態では完全に治ったように見えましたが、蟻によりアブラムシを運ばれてしまい、6月頃に葉っぱの先にアブラムシがびっしりとついてしまいました。
そこで、スミチオン液を吹き付けてアブラムシ退治は上手くいきましたが、他の2本の百日紅は知らない間にカイガラムシがついて真っ白な甲羅みたいなツブツブが一杯ついてしまいました。
それでも、大分改善したので、このまま放置してもう一度2月に治療をすれば治るだろうと創造が付く感じがしてまいりました。
そして、今日酷かった2本について昨年より丁寧に行いました。
今回も、マシン液の40倍液を用意して、塗りようの刷毛と、プレスチック製のブラシがついているものと、柔らかいワイヤーブラシの3種類の道具を使いました。
まずは、マシン液につけたワイヤーブラシでカイガラムシの後がなくなるように百日紅の幹や枝を擦り取り、又黒く色が付いている所もこのワイヤーブラシで擦りながら色が落ちるまでマシーン液をつけながら擦ります。
特に、昨年の反省事項ですが、枝が二股の所に残ってしまった黒い所を丁寧にとらなかった所が昨年カイガラムシの再発を招いた結果ですので、ワイヤーブラシが届かない部分はプラスチック製のブラシで丹念に黒い所をおとしました。
ワイヤーブラシで擦ると、幹や枝の柔らかい皮がむけて黄緑色の中の色が出てくる場合がありますが、その位綺麗に擦り取らないと再発してしまいます。
2月の時期は昨年の例ですと、少し遅いかもしれません。
理由は、幹から新芽の準備がされ始めているような感じがしていますし、昨年も新芽がでるのが大分遅くなり、お花の咲くのも7月後半になってしまいました。
本当は、1月中にこの治療をした方が良かったのかも知れません。
今回も、2メートル位の一本の木に40倍のマシーン液を400cc位使いました。
後二本の百日紅は、昨年の治療で大分上手くいったので、ワイヤーブラシは使わずにプラスチックのブラシと刷毛で40倍のマシーン液を塗るだけで大丈夫だと思います。
これから、観察をしながら見守っていこうと思います。
昨年と同様に蟻によりアブラムシの発生に注意して、発生した場合は早期の退治を心がければキット今年はカイガラムシについては完治して貰えるものと思います。
綺麗に咲いた百日紅が、八王子下柚木ペット霊園を飾ってくれることでしょう。