「明日安楽死をしますので、火葬をお願いします。」と言う電話が時々はいります。
安楽死の理由は、
一生懸命看病しているんですが、看病疲れで家の人々が体調を悪くしてしまい、看病ももう限界になってしまいました。・・・・・・。
お医者さんからもう直らないからと言われました。・・・・・・。
等々の理由です。
霊園に来たご家族の方にお会いすると、
看病で疲れているなぁ。と見える方、
悲しみが吹っ切れた方、
泣き崩れてしまう方、・・・・。色々な方がいらっしゃいます。
でも、その方々に共通している事は、一生懸命に看病したので、今はほっとしていると云うことです。
看病の期間はその人その人によってまちまちですが、ひどくやつれた方も時にはいらっしゃいます。
安楽死の方は、大体立会火葬が多いのですが、家族として一緒に生活して癒された日々を想い出し、お骨上げも丁寧に慈しみに満ち溢れている姿がいつもそこにありました。
言葉に出さずとも、きっと心の中で 「有難うね。」「成仏してね。」と言っていると思います。
飼い主の皆様がお帰りなる時に本当に「お疲れ様でした。」と言ってあげたい気持ちでいっぱいになります。