前に火葬してもらったお骨が家に置いてあります。今回火葬してもらうのと同時に前回火葬して貰ったお骨を一緒に共同墓地へ埋葬したいのですが。と言う電話の予約の内容でした。
火葬して家に置いておく方々が多くいらっしゃいますが、日時がかなり経過してから共同墓地へ埋葬に来る方もいらっしゃいます。今回もそういうお客様でした。
猫ちゃんが亡くなってしまって、これを機会に前回のお骨も埋葬しようと踏ん切りがついたようです。
可愛いペットちゃんの亡骸を中々手放す事が出来ません。
家の中にいくつも溜まってしまう飼い主の方々もいらっしゃいます。知り合いから家の中に余り置いておくものじゃあないのよ。
早く踏ん切りをつけたら。と言われても気持ちの整理が付きません。
リピータのお婆ちゃんから「最近うちの子供達が具合が悪いと言うのでお見舞いに家に行ったら、火葬したお骨が一杯あるのでこんなことをして置くから具合が悪くなるのじゃないかと、ハムスターを埋葬するにはおいくらかかりますか。」と問い合わせがありました。
私たちは遺骨を家の中に置いてあっても問題ないと思いますが、年老いた方々には遺骨を放っておいていると映るのでしょうか。
それとも、祟りがあると思っているのでしょうか。真剣な口調でした。
ペットを愛する皆様方が遺骨の取り扱いについては、十分考えて対処したら良いと思います。世の中色んな考え方がありますので、人の意見も参考にするのは大切だと思いますが、自分自身で改めて考えをまとめる必要があるのではないでしょうか。