「大変心に残る良いご葬儀を上げて頂き有難うございました。」とお客様から言われました。
星ガメの火葬ですが、何回か星ガメの火葬はしています。甲羅が星のように盛り上がっていてとても綺麗な亀ちゃんです。
今回も、リクガメと言っていたのですが、申込には星ガメと書きましたので、星ガメは綺麗ですよね。と言うと「火葬したことがありますの。」と言われ何回かやっています。
「あら、良かった。」
「やっぱりここに来て良かったです。」「亀の火葬で検索しても専門のサイトを持っている所が殆どなくて。」そうですね。あんまり亀の火葬を遣っている所が少ないんですかね。
確かに亀の専門サイトをホームページに作っている所は見当たりません。
亀ちゃんは、小動物に入れている所が多いんでしょうね。
亀ちゃんの場合は、小動物になるような小さな亀から10キロを優に超す大型の亀まであって専門のサイトを作らないと対処できません。
特に八王子下柚木ペット霊園が多かった訳では無かったんですが、専門のサイトを作り確りと対応していたらどんどん亀ちゃんの火葬が増えて今では30を超える数の亀ちゃんの火葬をしています。
「そんなに亀の火葬をしているんですか。」
「だったら安心ね。」
亀ちゃんの種類によって甲羅の燃え方が4種類あるんですよ。
- まず最初は、甲羅が割れながら両脇に落ちていくタイプ
- 続いて、プラスチックが燃える時のようにポタポタと垂れながら燃えていくタイプ
- 甲羅が紙のように燃えてお骨の上にカスが残るタイプ
- 甲羅の中だけが燃えてガランドーになるタイプ
とありますが、大型の亀は2番目のタイプが多いようです。1番が一番多いようだと思いますが。
こんな説明をしてご供養してから火葬に入りました。
お花で一杯に飾り、しっかりと写真を一杯撮って火葬です。
お骨上げの仕方も亀ちゃんは一寸違います。
甲羅が一杯残りますので、体重で云うと猫ちゃんや犬ちゃんの倍の量があります。今回も1.5キロの星ガメちゃんですが、4寸の骨壷7分目位ありました。
お骨上げの仕方は、
- 甲羅を骨壺に入れていきます。
- 上の甲羅を剥がしていくと前足や後ろ足の骨が出てきます。
- 内臓なども出てきますので、色の黒い所が如何見ても悪い所だと分かります。
- 頭、前足、背骨、後ろ足が良くわかります。
- そのお骨を一時仮置きの入れ物にその形の儘とっておきます。
- 下にある甲羅を骨壺に入れていきます
- 頭の下の平らな大きな甲羅はとっておきます。
- 甲羅が入れ終わったら、先ほど取っておいた平らな大きな甲羅を骨壺の一番前におきます。
- その上に頭のお骨、その下に前足、背骨、後ろ足と順番に置いていきます。
- 通常はこの形でお骨上げが完成です。
- 燃え方の4番に書いた甲羅の中だけが燃えるタイプの場合だけ上の甲羅を並べたお骨の上に被せてあげて終了になります。
この様に説明をしながらお骨上げをして綺麗に骨壺に収まりました。
今回のお客様は、申込した本人たちは川崎からいらっしゃいました。その身内の方が小田原からと川越からいらっしゃいました。
遠くからお見えになり、表題に書いたように「とっても良いご葬儀をして頂き有難うございました。」お褒めの言葉を掛けていただき大変恐縮していますが、嬉しさも倍増です。
今回も、ご供養、火葬、お骨上げと全てが確り出来てお客様の満足した顔を見れて安堵の気持ち持つことが出来ました。
亀ちゃんの成仏を祈っています。