猫の火葬を行いました。
申し込みの時には「何で死んでしまったのか分かりません。」と言っていました。
火葬してみると他は真っ白なのにどうみてもここが悪かったんじゃないかと思う場所があります。
「火葬すると悪いところが分かるんですね。」とお客様が言っていました。
私たちスタッフは、医者ではありません。
医学の知識もありませんが毎日毎日いくつもの火葬をしていますと、お客様が書く死亡原因と同じ場所が変色していたり、焦げ茶色の塊があったりします。
火葬は確りと出来ていて、他の部分は真っ白なのにその箇所だけが誰がどうみてもここがおかしいと思う箇所があります。
今日のお客様もそんな感じでした。
肺の辺りに焦げ茶色の小さな塊がありました。又腎臓の辺りにも石化した薄い水色の塊がありました。
「これはなんでしょう?」とお客様が言っていましたが、よく腫瘍の場合に見かける塊です。薄い水色の塊はなんでしょうね。
でも断言出来ることはありません。
他のお客様が病院でお医者さんから癌だと診断されたのと同じ見たいですね。とは言えても本当にこれこれですとは言えませんが、悪い所だとは分かります。
お客様も実際にその事実を見ることに寄って、その事を認識して納得しています。
お客様からの「火葬すると悪いところが分かるんですね。」も大事なペットちゃんの最後をみとって納得したから出る一言なのでしょう。