今回、シマリスちゃんをまた火葬をしました。
お宅に訪問するとシマリスのレモンちゃんはゲージの中にハンドタオルでお腹から下を包んで立たせていました。
亡くなったように見えませんね。と言うと「そうなんです。」「死後硬直が取れて何か柔らかくなってきました。」
そうなんです。死後硬直の後は柔らかなってきます、多分腐敗が始まったのでしょう。と言うと「やっぱり。」
一緒に入れたい物をお持ちください。
と言うとリスちゃんの好きな餌や果物をいっぱい用意しました。
ゲージの中のリスちゃんの姿は今でもタオルを振りほどいて飛び出して来るような本当に自然の姿のままでした。
駐車場に案内され、そこで火葬炉に寝かせてお花や食べ物をいっぱいに並べました。当然極小のリスちゃんの火葬ですから当社が独自の火葬方法を使って行います。
火葬時間は通常25分から30分ですが、今回はチョッと長くて35分掛かりました。お尻の所の腫瘍が時間が掛かったためです。
火葬したお骨の頭から足の指まで確りと残り、悪いところのお骨が黒くなっているのも分かりました。
特に、喉仏が頭蓋骨の下に確りとした形で残っていてそれを取り巻く首のお骨も綺麗に並んでいました。今回は個別一任火葬でしたのでお客様にこの状態を見せられないのが残念です。
お客様の所にお届けして、この喉仏と足の指の爪の這えているところの説明をさせていただきました。
丁度近所の方々が集まり亡くなったレモンちゃんを偲んでダンバライをする前でしたので、皆さんこの説明を聞いていただき、つぶさにレモンちゃんの喉仏も手の上に載せて見ていただきました。
「こんなに丁寧にやっていただきありがとうございました。
是非知り合いにも紹介したいと思います。」
こんな言葉をいただき引き上げて来ました。