チワワの火葬したお客様からの一言です。
お骨上を終わるときに言われました。
小さなチワワちゃんでした。
「この子は、ブリーダーの所から貰って来ました。そこでは、人と会っていないので私が近づくと体を固くして怖がっていました。それが人懐っこくなったのですから。」と。
「老衰だと思うのですが。最近、急に痩せてしまいました。以前は4キロからありましたが今は2キロ位です。」と会話をしながら申し込みが終了しました。
礼拝所でお経を上げてお葬式、火葬炉に載せてお別れをして点火を見届けました。合掌をしながら「この子は亡くなるまで食事もしていました。」と言っていました。
火葬時間は35分で終了しましたが、すぐに目に飛び込んできたのが肺の所の腫瘍らしきものです。お客様の所へ大きなトレーに載せてお運び致しました。
肺に腫瘍がありましたか?「子宮に癌がありましたが。」良く見てみると骨盤の中にも、足の膝の所にもありました。
「子宮にあるのは分かっていたのですが、肺は変な咳をしていましたので、膝は腫れて動けなかったです。」と。
大きい腫瘍が3ヵ所もあるのは見た事がありません。今回が初めてです。「こんなに有るなんて思いもしませんでした。動物って喋らないので。」
仙骨や足の指、喉仏などをご説明してからお骨上げを致しました。
頭のお骨も確りと3.3寸の骨壷に入りました。悪い所も全部この子のものですがら入れてください。
こんなにお骨が残ってくれて、火葬したままだから病気の事も分かりますね。
「そのままの姿で目の前に来て、説明してもらえると良く分かっていいです。」「こうして貰えると安心ですね。有難うございました。」と言って骨壷に入ったお骨を受け取りました。
「私の弟も犬ちゃんを飼っています。老犬なので近じかお願いします。」と言って帰られました。非常に感じの良い奥様でした。
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