今日の火葬で初めの3匹に共通して肺に腫瘍がありました。
珍しいですね、こんなに肺に腫瘍がある犬が揃うとは。
それも全部個別一任火葬でした。
初めの柴犬ちゃん9.4キロは、連れて来た時に丸々としていて、肥っているのですか。と思わず聞いてしまいました。
水が溜まっていたようで、火葬中もお腹から水柱が立って130秒も続きました。
丸々としていたので、肥っていると勘違いしてお客様に聞いてしまったのですが、お腹を触ってみてもお腹がブヨブヨでした。
肥っているならバンバンに張っていますが、ブヨブヨになっているのはお腹に水がたまっている証拠です。水柱も火葬炉の天井に届いていました。中々水圧も下がらずに直径5ミリぐらいの太い水柱でした。
私も初め脂が一杯と勘違いしてS火葬にしてしまったので、火葬時間も70分も掛かってしまいました。
火葬したお骨の肺と心臓だと思いますが、そこに腫瘍が確りとありました。
続いて柴犬の5キロです。
この子は、痩せていました。頭に火が掛からない様に頭の位置をずらして火葬を致しました。
このこは、通常の火葬で行ったのですが、火葬時間が50分間掛かりました。痩せていたので今度も燃えないで時間ばかりが掛かってしましました。
この子も、肺に腫瘍が見つかりました。
柴犬の葬儀と火葬 のぺーじへ。
そして、3番目に火葬したジャックラッセルテリア計測して5.5キロ、メスでした。
この子は、真っ白な体に短毛で筋肉質の子でした。
でも、テリアですから軽い感じのS火葬にいたしまいた。
体自体も引締まって、精悍な感じのジャックラッセルテリアちゃんでした。
今日一番燃え具合が良い子でした。ドンドン燃えるのでこの子は35分位で終わるかも、と思って火葬していましたが、やっぱり犬ちゃんです。
猫ちゃんみたいに、火葬時間が短くありません。
体重が猫と同じでも犬の方が筋肉や骨格が強いのでしょう。やっぱり時間が掛かります。
この子は、火葬し始めから終わりまで、体を火葬炉の中で動かす事は致しませんでした。凄くお行儀が良い子でした。
でも、火葬の最後に来ても中々終わりません、特に胸の辺りの所に黒い塊が火葬ちゅう確認できました。かなり大きな塊です。
火葬時間も、35分で終わるかと思ったのですが、10分余計の45分間掛かりました。
火葬炉の蓋を開けてみると、その黒い塊はこげ茶色の大きな腫瘍の塊でした。今日の3匹の火葬の中で一番大きな腫瘍でした。
確りと肩甲骨の下にありますので、多分肺に出来ていたものだと思われます。今日は火葬の担当でしたので、お客様と直接話す機会がありませんでしたので、お客様が何を言っていたか分かりませんが、大きな腫瘍の割には痩せていなかったので、もしかするとポリープだったのではないかと思われます。
それにしても、今日4匹の内最初の3匹が腫瘍とはビックリしました。
犬だけの日も珍しいですが、それも肺に腫瘍が出来た犬が連続するのも珍しいものです。
でも、最近嫌に腫瘍が目立ちます。
食べ物のせいなんでしょうか。分かりませんが、本当の腫瘍の多い一日でした。