チャウチャウという種類の大型犬の火葬を行いました。
夕方、ペット霊園から帰りはじめてすぐに
電話がなり、「犬の火葬をお願いします。」「今日出来ますか?」という言葉から始まりました。
犬の種類と体重を教えて下さい。
「チャウチャウで痩せてしまったので、25キロです。
名前でなくて、犬の種類は?と聞くと「チャウチャウです。」
チャウチャウと言うのは、犬の名前かと思っていましたが、チャウチャウという犬の種類なんですね。
初めてだと思いますが、もしかすると一度火葬したかも知れませんが。
この程度の記憶ですから。
予約を受けてから早速ネットで調べて見ました。
チャウチャウ(英: Chow Chow,Chow,Chowdren)は、中国広東省原産の犬種である。JKC等の正式な表記は「チャウ・チャウ」。という中国の犬でした。
別名はチャイニーズ・エディブル・ドッグ(英: Chinese Edible Dog)、ヘイ・シー・トゥー(英: Hei She-Tou)など。
体高はオスが48-56cm、メスが46-51cmで体重は25-27kgの中型である。
お客様のご自宅を訪問して、段ボールを敷いて外に寝かせてあるチャウチャウちゃんを拝見させて頂きました。
毛がふさふさで大きく見えましたが、25キロとのことです。
チョッとお腹が大きかったので触らせてもらいましたが、まだ暖かくてお腹の所がいっぱいに張っていました。
ご主人が、「水が溜まってしまったものだと思うんですが。」
亡くなってからお腹が大きく膨らんでしまうと言うことは良くあることですが、殆どが水が溜まった上体です。これは火葬してみると良く分かります。
火葬している最中、お腹の中から水が噴出してきて噴水上に火葬炉の天井まで当たるような凄い勢いの犬ちゃんも多くいます。
でも、太っているのだと困りますし、火葬したことがない犬でしたのでお客様の自宅の庭で火葬するのを止めて5分ほど離れた場所で火葬させて貰うことにいたしました。
火葬炉に載せてお花でいっぱいに飾ってから、お経を読んでお葬式を行いました。
そのまま引き取ってきて火葬する場所に向かいました。
火葬してみると、チャウチャウは別段脂濃い犬ではなく、特別な火葬方法を使わないですむ普通のごく簡単な火葬で終了いたしました。
火葬したお骨は、真っ白でしたがお腹の辺りに親指大の白い石英質の塊が火葬炉の所にこびりついていて、これは何だろうと首を傾げるような物がありました。
お骨上げをしている時もそれよりも小さかったですが、お腹の中から出てきました。
「これは何でしょうね。」と皆で首を傾げました。
6寸の骨壷に8割方いっぱいになり、お骨上げは終了して帰ってまいりましたが、今回のチャウチャウと言う名前の火葬は、犬自体を知らないと言う火葬でしたので、色々と神経を使った火葬でした。
瑞穂町からのペット火葬