朝3時に3回電話を頂きました。一緒に相談する人がいるらしくて質問しては切って相談して又質問しては切って相談して最終的に武蔵村山の方でしたが、ペット霊園に来てハムスターの立会火葬で共同墓地へ立会埋葬と言うことになりました。
13時の予約でしたが、非常に几帳面な方で少し遅れるとの電話がありましたが、到着は13時丁度でした。
小さなお箱に綿を敷き詰めてその上にフェイスタオルに包んで連れていらっしゃいました。ジャンガリアンハムスターで38グラムです。
礼拝所でお経を読んでお葬式、火葬炉の上に敷いてある特別なお布団の上に寝かせてその廻りに霊園で摘み取っておいたお花でいっぱいに飾ってお別れして点火を見届けました。
その瞬間皆さん、今までの思い入れがありますし、感情の高ぶりがありますので涙を流す方が多くありますが、今回もやはり目にいっぱい涙をためて拝んでいらっしゃいました。
点火が終わり礼拝所で戻ってもらい、先ほどお写真を見せてもらった時に可愛いハムスターちゃんでしたので、この子のページを作りませんか、と聞いた所「お願いします。」と依頼を受けました。
今回は写真だけですが、後でメールを送ってくれるといっていました。そんな打ち合わせをしていたら感情の高ぶりも収まったようで平常の状態に戻っていただけたと思います。
火葬したお骨は、お腹の部分にお薬の青い色が付いていました。病気で飲んだお薬がそこに溜まっているのです。
今回は、立会火葬で共同墓地への埋葬です。
お骨上げの前に色々とお薬や悪い部分を見てもらって納得してからお骨上げをしてもらいました。
小さなお骨をお二人で仲良く一つづつ骨壷の中に入れていきます。綺麗につながった背骨を端で持ち上げるとそこに確りと肋骨も付いていました。
小さな喉仏も見つかりました。
特に頭の部分と顎の部分がつながっていてそのまま骨壷に入れることも出来て勧化視していた様子です。
お骨上げが終わると、これから共同墓地への埋葬になります。
塔婆とお水と骨壷をもってすぐ20メートル先の共同墓地へ向かいました
この共同墓地は、ペット霊園のメーンの施設です。小さなペット霊園ですがいつもお花いっぱいでとても綺麗なお花がいっぱい咲いていました。
骨壷を香炉の前に置き、塔婆をそこに立て掛けてお参りを致します。
お線香は、右端のところに入っていますので、そのお線香を取り出してチャッカマンで霊園特性の蝋燭に火をつけてからお線香をつけてもらいます。
この蝋燭は、皆様から風の吹いている日でも消えないものを作って欲しいと要望されて研究を重ねて蝋燭の芯を4ミリにすることで風が吹いてもすぐに消えない蝋燭が完成いたしました。
そこで、お線香を共同墓地の香炉に上げてもらいお参りを致しました。
これから、埋葬になります。向かって右側のカロートにお骨を骨壷から出して散骨してもらいました。
ゆっくりと、心を込めて埋葬です。
一つづつ、一つづつカロートの中に落としていきます。 愛情を込めてゆっくりと。
埋葬が終わると、お水をその周りに掛けてもらって終了いたしました。塔婆を塔婆たてに立ててお帰りになりました。
お帰りの際は、何か吹っ切れたようで笑顔で「有難うございました。これからもよろしくお願いします。」と行ってお帰りになりましたが、その笑顔がとても印象的でした。
これからも、お花いっぱいのペット霊園でありつづけ、埋葬されたペットちゃんの亡骸をお守りしたいと思っています。可愛かったハムスターちゃんのご冥福をお祈りいたします。・・・・・・・合掌。
武蔵村山市からのペット火葬