ペット霊園の第10区画に植えてあった菜の花の種取を致しました。
例年、ペット霊園の冬から春に掛けて黄色いお花で飾っていただき、来園者の心を和ませてくれている菜の花も今年は早く終わりになり、花が終ってから約1か月間種の熟すのを待っていましたが、ここで種が零れ落ちているのが見つかりました。
丁寧に一本ずつ茎を切り落としながら、種の部分だけを発泡スチロールの箱に入れていきます。
種を取った茎はゴミとしてビニール袋に入れて本社に持帰ります。
種を取りながら気が付いたのは、アブラムシに遣られている茎が結構あることです。この種は手袋をはめてギュッと手の力を入れて菜の花の茎を引っ張ると種と種を包んでいる殻と茎が分離して種や殻が落ちてきます。
その落ちら来た種や殻を発砲スチロールの箱で受け取ります。
この発泡スチロールの箱は、まだ種やその殻が枯れて無くて水分の多い状態のものもありますので、これから約一か月ぐらいはビニールハウスの一番上の棚に並べて乾燥させたから種だけを集めます。
私達は、菜種油を作るつもりはありませんので、乾燥した菜の花の種を8月から蒔くまでしまっておきます。
例年そうですが、この気候が良い時に乾燥させないと6月後半から梅雨の為、菜の花の種にカビが生えてしまって全滅させたことも数回あります。
その為に、早く乾燥させる必要があるのです。
こうして取った種は来園の冬から春に掛けてペット霊園を飾ってくれる菜の花の元になります。
8月から順次、種まきをして苗を作っていきますが、昨年も暑さで駄目になる茎が多くて難行しました。
良い気候に恵まれ又菜の花のいっぱいなペット霊園をご期待ください。