今日の3回目の火葬は、アメリカンカール猫の立会火葬でした。
14時の予約でしたが、12時45分にタクシーで来園して頂きました。丁度その時は前の犬ちゃんの火葬中でしたので、霊園の木陰に椅子を持って行ってそこで休んでいてもらいました。
礼拝所で、霊園のベットに寝かせるとチャトラ猫みたいに見えましたので、チャトラですか。と聞くと「アメリカンカールです。」とお答えいただきました。
お腹が腹水を溜めているようでブクブクしていました。
「亡くなってから腹水が溜まりました。」と言っていました。
アメリカンカール猫は、初めての猫ちゃんです。チャトラ猫ちゃんとそっくりですね。
チョッと調べてみました。
アメリカンカール(American curl)は、ネコの品種のひとつ。原産国はアメリカ。 外向きにカールした耳が大きな特徴。
体重は3〜5kgで、一般的なネコの大きさである。性格はおとなしく人懐こいと言われている。
子猫は、生まれたときは普通の耳であり、生後2〜10日ぐらいで耳に軟骨が入り始め先端がカールし始める。個体差によって一旦反り返っても浮き上がってくる場合がある。カールが固定するのはおおよそ生後4ヶ月程度で、それまではカールが取れたり進んだりする。
火葬したお骨は、真っ白でしたが肝臓辺りに肝硬変の燃えカスが残っていた。
お骨自体は、普通の猫ちゃんと全く同じでした。
お骨の説明に、「凄い、」「あら」と声を上げて説明に耳を傾けていた。
特に喉仏が凄く気に入って「前の所では見せて貰えなかった。」「でも立派ね。凄い。持帰りたい。」と喉仏だけ粉骨しないで持帰ることになった。
粉骨したお骨は、真っ白でとても綺麗でした。量も2寸の骨壷に楽に入りお客様のご希望で喉仏を粉骨したお骨の上に埋め込んで持帰りました。
今回のアメリカンカール猫ちゃんは、脂肪が少なく火葬時間も45分と長くなりました。3.2キロの猫ちゃんとしては随分長い火葬時間でした。
お客様は、歩いてお帰りになりましたが、粉骨してお骨を大事にカバンに入れて手で触りながら歩いている姿が、このアメリカンカール猫ちゃんを本当に大事にしていたんだという思いがこちらにも伝わってきた火葬でした。