3日の日に予約をいただきました横浜市都筑区からのミドリ亀の立会火葬のお客様です。
予約時間の10分前の15時20分に電車とバスでいらっしゃいました。
亡くなってから約一週間おいて置いたミドリ亀ちゃんですが、「ドライアイスで冷やしておきました。」と言うだけあって全く臭いも出ずに連れていらっしゃいました。
9日は前日の大雪で当初の予約時間を大幅にずらして貰って15時30分に設定させて頂きましたが、大幅に遅らせた貰って良かったです。
午前中は、雪が多く振っている本社から雪を除雪して火葬車を出すのに時間が掛かって出発も11時30分を回ってしまいました。
途中、武蔵野橋の所で大型車両が橋の上で2車線を跨いで動かなくなっていました。
また、国道16号には、チェーンの外れた残骸が5箇所に渡って落ちていました。一度気がつかないでその上に載ってしまったら凄いショックで車が壊れるかと思いました。
また、都道に入ると、雪のワダチガ出来ていて車がその都度スリップしたりハンドルを取られたりです。霊園に着いたのは、12時30分頃でした。
それから、車を入れる為の雪かきです。
昨日霊園を出発するときに15センチほど溜まった雪を取り除いてあったので駐車場の雪は25センチぐらいでした。
雪かきが終了して30分して横浜市の都筑区からミドリ亀のお客様が歩いて来園して頂きました。
皆さん黒の正装でビシッと決めています。
小さな発砲スチロールの箱にお布団を敷いてその上に載せていらっしゃいました。中を確認すると一週間おいた亀ちゃんをは思えない綺麗な甲羅と臭いも全く出ていませんでした。
礼拝所でお葬式をしてから火葬炉に載せて皆さんで手を合わせて「お不動様の真言」を上げさせていただき、お別れしてから点火を見届けた貰いました。
途中、頭が壊れないように防御していたのにも関わらず頭が伸びたまま真ん中から二つに割れてしまって落ちてしまいました。残念です。
火葬時間は40分間。
火葬したお骨の肝臓か内蔵なのでしょうか、下の甲羅の色が黒く変色しています。
お客様もこの変色した部署を見て「ココが悪かったんですよね。」「分らなかったです。」「病院にも行っていないし。」「夏なら食べなくなってしまうのが分るのでしょうが、冬は冬眠してしまうので。」とも言っていました。
甲羅を始めに骨壷に入れてから、その下に隠れたお骨を別の場所に並べてとっておいて行きます。尻尾、足の骨、指、背骨、前足のお骨、指そして半分に割れてしまったですが、頭のお骨も確りと分ります。
特に足の指のお骨の指先のお骨が爪の形をしているのをお客様が発見して「爪だ。爪だ。」と言っていました。指先のお骨です。と紹介して指先とその前、その前と4本繋げて見せて上げましたら。お客様はビックリしていました。
甲羅を入れ終わって頭の下の甲羅を骨壷に敷き詰めてその上の別に取っておいたお骨をそのままの形で骨壷に並べていきます。
4寸の骨壷に綺麗に入って「こうしてお骨上げすると良く分かりますね。」
お客様は、その4寸の骨壷を持参した手提げ袋に入れてお持ち帰りになりました。
「ココに来て良かったです。」「ホームページでもこのペット霊園の姿勢が良く分かりました。」と言って深々と頭を下げた歩いてお帰りになりました。
お見送りをしているスタッフもお客様の思ったとおりのミドリ亀の火葬が出来てホッと胸をなでおろしました。お気を付けてのご自宅までお帰りください。