ハリネズミの火葬に川崎市川崎区からいらっしゃいました。
霊園に到着して、「時間掛かりましたか?」とお聞きすると「1時間半位です。」とあっさりと遠く感じていなかったようです。
「綺麗に火葬してもらえる所がなくて、評判の良いこのペット霊園にお願いする事にしました。」と言って笑っていました。
発泡スチロールの箱の中に氷で冷やしていらっしゃいましたが、500gとハリネズミにしては可也大きなハリネズミちゃんです。
大きなお写真も持って来て、礼拝所に飾ってからお葬式を上げました。
「お経も上げてくれるんですか?」とビックリした様子で「是非、上げて下さい。」と凄く喜んでいました。
お経の説明してから、お経を開始いたしました。
大事なハリネズミちゃんだったんでしょう。お経を上げている最中にお客様たちは目頭を潤ませていました。
キット大事なペットちゃんだったんでしょうね。
お写真も仏壇に飾ってお葬式ですが、凄く可愛く撮れている写真でしたので、「思い出の小部屋に投稿しますか?」と聞くとお願いします。
火葬炉に載せてお花で飾ってお別れして点火を致しました。
ハリネズミちゃんの上にお花を一杯載せたのでハリネズミちゃんが分らないみたいでした。
コウロギが大好きと言っていましたが、缶詰になっているコウロギを火葬炉に一杯入れて火葬を開始いたしました。
火葬中、「このペット霊園を何で選びましたか?」とお聞きすると、「ここは、『綺麗にお骨を残して火葬してくれる。』と評判だからお願いする事にしました。」と言っていました。
「お陰さまで遠くから見えてますよ。」と言うと「千葉の方からも来てますよね。」と言われました。もしかするとそちらの方にこのペット霊園で火葬したお知り合いがいるのかも知れませんね。
火葬時間は30分間。
火葬したお骨を見て瞬間、「綺麗に残っている。」「凄い。」と叫んでいました。
仙骨を取ってお見せして、仙骨が上の部分の左右が掛けていたので「この子は、歩けなかったでしょう。」というと「そうなのヨチヨチ歩きがやっとでした。殆ど。」と言っていましたが、「ナゼ。」とも質問されました。
仙骨が割れているペットチャンは、大体歩けない子が多くいます。
今まで、この仙骨が綺麗に残っていないペットちゃんの飼い主さんに「歩けましたか?」と質問すると「歩けませんでした。」と皆さんそういう返事でした。
お腹の所に腫瘍もありました。
「癌だといっていましたが、このこげ茶色の塊ですか。」と納得して頷いていました。
喉仏を手の上に載せて説明しました。
「ここが、頭。」「ここが肩」「ここが両手を合わせている所」と説明をするたびに「ほんとだ。」「仏様の形だ。」と色んな事をおっしゃいます。
余りに綺麗なので、お写真を一杯撮って「後で載せてください。」とも言っていました。
余りに綺麗な喉仏なので「来るまでは、気持ちが晴れないモヤモヤしたものがありましたが、ここに来て火葬しているうちに気持ちが晴れました。」「特にこの喉仏を見て気分が爽快です。」とニコニコしています。
2.5寸の骨壷に綺麗に納めることが出来て、「有難うございました。」と丁寧に頭を下げてお帰りになりました。これから高幡不動にお参りをしてから帰ります。
「もし機会があれば、またお願いします。」とも言っていました。
こちらも、綺麗に火葬が出来て、お客様のお喜びのお顔に接することが出来て嬉しく思っています。どうぞお大事にしてください。