青梅市新町で移動火葬をしているときでした。
お客様からこんなにうれしい言葉を戴いて大変ありがたかったです。
今日のお客様は自宅の庭での立ち会い火葬でした。青梅市には結構お庭が広い家がたくさんあります。その中で今回のお客様のご自宅は青梅街道に面している建物の後ろにお庭がありその裏にもう一家建物が建っているお家でした。
そのお庭での移動火葬でした。
火葬を始めて、少し経った頃に飼い主の女性が火葬車の脇に来て火葬風景を見ています。
「中を見ることが出来ますよ。」と言うと恐る恐る覗き窓から中を覗き込んで見はじめました。「左側の丸い所が頭です。」と教えてやりながら中を見て貰いました。
「あの真ん中の黒い所は?」「あれは、まだ燃え残っている猫ちゃんです。」と質問をしながら中を真剣に見ています。
「まだ火葬中ですから、まだまだ時間が掛かります。」「右側に尻尾のお骨がありますよ。」「本当だ。」と言いながら中を覗き込むのは終わりになりました。
「火葬したお骨は色々と病気が分るとブログに書いてありましたが?」「火葬したお骨をそのままの形で一つも弄らずにお客様に見せているので、お客様が見れば一目瞭然にわかりますよ。」と答えてから話が進みました。
その中で、「実は、予約を取ってから色々友達に電話をして聞いてみましたら『お宅が一番良いよ。』と皆さん言っていましたので『良かった。』と安心しました。」と言われて嬉しくなってしまいました。
それから、病気の話や火葬の遣り方の改良の話をしながら火葬が終了しました。
今回の猫ちゃんは、ペルシャ猫ちゃんでしたが、火葬時間がかなり大幅にかかりました。
中々、お尻の辺りの火葬が終了しないのです。
通常この子のような2.6キロの猫ちゃんでは、35分間で大体終了するのですが、今回の猫ちゃんでは45分間かかりました。
私たちは、火葬時間で妥協しません。
お骨が確りと火葬できたと思っても「あと5分」と時間を掛けて火葬しています。そして綺麗に完全に火葬が終わってからお客様の元に火葬したままの姿でお見せする事にしています。
今回も、時間は確りと掛かりましたが、火葬したお骨腎臓の所がチョッと色が変わっていましたが他は全く綺麗でした。
「お客様も初めて喉仏をみました。」と感動していました。
確りと火葬出来、お客様が満足してもらって初めて一つの仕事が終わったと思っています。
これからも、お客様に口コミで「良いとこよ。」と言ってもらえるような火葬を確りと遣って行きたいと思っています。