アビシニアン猫ちゃんの火葬にいらっしゃいました。
毛布に包んで抱っこしていらっしゃいました。霊園のベットに寝かせて遣りましたが、お目々が開いてままでした。「遣ったんですが閉じなくて。」と言っていました。
「目の閉じ方。」というページを作ってありますが、その遣り方では中々閉じない場合が多くて皆さんが「遣ったんですが閉じなくて。」と言う方が多くいらっしゃいます。
最近は、ペットの目の閉じ方も変えてやっていますので、今度「目の閉じ方のページ」を作り直そうと思っています。
今回も、お客様の許可を戴いて目を閉じてやりました。
目を閉じるためにアビシニアン猫ちゃんの体を触らせて戴きましたが、とても毛が短い猫ちゃんで格好良いですね。
毛が短い性か、何か毛が光っているような気がしました。
お顔も小さめで大きな猫ちゃんでなくてドッチカと言うと小さい方の部類に入る猫ちゃんではないかと思われます。
今まで火葬したアビシニアンちゃんは12匹いますが、その年齢の平均値は11.67歳で体重は2.7キロでした。
火葬炉に寝かせてお花で飾ってお別れしたのですが、ヤッパリチョッと小さく感じました。「このアビシニアンちゃんが痩せているのからかな?」
お別れしてから火葬炉に点火して火葬を行いましたが、このアビシニアンちゃんは全然体を動かさずに火葬することが出来ました。通常は頭のお骨などが火に接した直後から後ろにそっくり返るように曲がっていきますが、この子は殆ど曲がらずにそのままの姿で火葬させて戴けました。
非常に行儀のいい感じのアビシニアン猫ちゃんです。
火葬中も全く動く気配がありませんでした。ペットの火葬屋さんとすればとても火葬しやすい猫ちゃんです。
脂分もある方ではなくて、火葬中全く問題を起こすような猫ちゃんではありません。
火葬時間も35分間で終わりましたので本当に普通の時間で終了することができました。
火葬したお骨は、真っ白でした。お客様が腎不全だと言っていましたが、腎臓辺りが少し色が着いている程度でそれ程悪そうではありませんでした。
アビシニアン猫ちゃんの特徴でしょうか、お顔が小さかったですが手足が長かったのが印象的でした。最初は3寸の骨壷にしようと思っていたのですが、手足が長かったので3.3寸の骨壷にして丁度良かったと重いました。
骨壷に頭を最後に入れて上が1.5cm位あく程度でしたのでこの骨壷の入れるのが正解でしょう、3寸の骨壷ではギリギリいっぱいの状態だと思います。
3.3寸の骨壷に入れたときに感じたのですが、チョッと鼻の所がスカスカになっていて歯周病を患っていた模様です。
とても大事にしていた猫ちゃんらしくてカプセルを購入してお互いが譲り合いながらお骨を選んで入れている様はとても仲の良い素晴らしいご夫婦だと感じました。
どうぞ、ご自愛のうえ大切な猫ちゃんのご冥福をご祈念申し上げます。・・・合掌。