さいたま市緑区からのお客様です。途中で渋滞がありナビで7分ほど遅れると電話が入りました。
さいたま市緑区からですと高速で来ても可也のお時間がかかります。今回ははハムスターちゃんの火葬ですが、遠くからのお客様は必ず住んでいる近くの業者で一度は火葬をしているお客様達です。
その近くで火葬したペットちゃんのお骨が上手くいっていなくてワザワザ遠くまで火葬しにいらっしゃる客様に間違いがありません。
そして、ハムスターなどの小さなペットの場合は、各社のホームパージにハムスターの火葬のページがあっも内容は凄く乏しい内容です。
例えば、「綺麗にお骨を残すように火葬します。」とか「残せるように火力を調節して火葬します。」と書いてありますが、その実態は少しでも残っていれば「お骨を残せる火葬をいたしました。」となるのだそうです。
実際は、残らないのが実情かも知れません。
私達も、この火葬方法を開発するまでは、お骨が数本網に残っている程度でした。
飼い主の皆様は、猫ちゃんや犬ちゃんの様に綺麗にお骨が全部残る火葬をしてほしいのです。でも中々そのような事が難しいので半分あきらめてしまっているのです。
そんな気持ちでネットサーフィンしていた時に八王子下柚木ペット霊園のホームページに「火葬時術の開発によって綺麗に全部のお骨が残る火葬が出来ます。」と書いてあるのを見つけるのです。
お客様は、本当に綺麗に火葬が出来るのか半信半疑でいらっしゃいますが、気持ちとしては藁をも掴む気持ちでいらっしゃています。
受付の時にも「お骨ってどの位残りますか? 」と聞いてくるお客様の多々いらっしゃいます。
そんな質問に対して、「全部綺麗にのこりますよ。」「例えば足の指先のお骨まで。」と言うと感激してしまうお客様もいらっしゃいます。
でも、まだ半信半疑な様子は伺えます。
今日のお客様も火葬中炉の所に来て「どの位残っています?」と聞いていらっしゃいました。
火葬炉の中が覗けますが 覗きますか?」と聞くと中をシゲシゲと覗いてにっこりしていました。「あそこの黒い塊が中々燃え尽きないのです。癌かもしれませんね。」と言うと「そうかも。」とおっしゃいました。
今覗いたのでお骨が殆ど残っているのが分かったのでしょう。
その後は、お骨のお話はしなかったです。
お客様は、さいたま市緑区からナビで1時間30分ぐらいで来ると思っていたそうです、でも渋滞に巻き込まれたら大変なので早くいって待っていることにして家を出たのでしょう。
1時間30分の予定が3時間掛かったといっていました。
「高速で来たのですか?」「いえ、一般道で来ました。」「それで、3時間は大変だったですね。」「そうなんです。」
このような会話をしながらもう一度覗き込んで礼拝所の中に入っていきました。
礼拝所の中で待っているお友達と今火葬炉の中を覗いたお話をしているでしょう。
「顎の所に腫瘍が出来てしまっています。」と言っていましたが、子宮にも大きな腫瘍がありました。その腫瘍が中々燃え尽きなくて時間が掛かっていましたが、通常より長く火葬してもその部分が変わらないので火葬を終了して見ると、やはり石化していました。
お客様も、喉仏が確りと第1頚骨の中にはまっているのをスタッフが紹介するとビックリしてとても喜んでいました。
お客様は、火葬炉を覗き込んだ時点でお骨が確りと残ることは確認していましたが、こんなに綺麗に喉仏まで確りと分るとは思っていなかったみたいです。
骨壷に入れたキンクマハムスターちゃんのお骨を胸に抱いてお帰りになりましたが、とても爽やかなお顔でお帰りになりました。
「お帰りの道中お気をつけてお帰りください。」と言うと「有難うございました。」と言っていました。
とても満足していた様子です。
お陰さまで、この様な遠くからのお客様も最近は冨に増えています。
これも、このペット霊園の「小さなペットの火葬が凄く上手く火葬できる。」と言う事が皆様に知れ渡ったお陰だと思います。
これからも、遠方からのお客様もいらっしゃいます。
一層の精進をして皆様に必要とされるペット霊園を目指してまいります。