ここで第25期の株式会社マイランドの決算業務が終了しました。
1月31日に期末を迎えてから約2か月間の事務処理の季節が終了したのです。今年も2月に確定申告を4人分遣ってから会社の決算事務になるのですが、2月10日には年度末賞与の計算をし無ければならないので、気が重かったです。
今回の特徴は、売り上げ的には一昨年を上回ることが出来なかったのですが、期中に色々業務改善の成果があって実質利益がアップしたことです。
又、消費税が4月から8%になったので、消費税の計算様の貸借対照表と損益計算表を2月1日から3月31日までと4月1日から1月31日までの二つを作る必要があり、2月1日から1月31日までの通年のとを合わせると3つの帳簿が必要になってしまいました。
ここで感じたのは、5%から8%になった消費税の納税額の多さにびっくりです。
消費税計算をして、確定した金額を知って改めで実感いたしました。
今回の決算業務で一番世話になったのが、国税庁電話相談センターでした。まず消費税の別表の書き方を懇切丁寧に教えてもらいました。
今回は、今まで均等割の納税で良かったのが、法人税割が適用されていますので、都税事務所や市役所の税務課の皆様にはひとつづつ教えて貰わなければ出来ない事でした。
青梅税務署の担当官においては、個別相談にも載っていただいて、別表の中でも難解な別表四、別表五、別表六の書き方からパソコンへの入力の方法まで見てもらいました。
私たちみたいな、税理士さんを使えない会社では自分たちで決算をして、税金計算をして行くには、色々障害が多くて役所の担当者にお世話にならなければ出来ません。
色々と説明書きは書いてあるのですが、その文面を見ても頭の中に入っていかないのです。年を取ってしまったのでしょうか、やっぱり難しいのでしょうか、どちらにしても自分一人でこの税法を全部理解して税金計算するのは難解でした。
今回の決算で、とても進歩させたのが一つあります。
それは、毎日つけている試算表から税金計算や科目明細書までをピポットテーブルを使って一連の流れにした事です。
昨年まで、一々移していたのが今年は更新とボタンを押すだけで最新の情報が税金計算の別表に反映させることが出来るようになりました。
また、科目明細の金額自体も試算表の違いを発見した時や新たな対処方法を考え付いた時には新たな取り組みによって大幅な金額変更になりますが、それも正確に自動的に更新作業ですることが出来るのです。
特に消費税の非課税、不課税の仕分けには効果を発揮致しました。又5%、8%の課税時の部分でも威力の発揮をしました。
でも、ここで注意が必要なのは勝手にパソコンで遣ってくれるのでやった答えが合っているかのチェック項目を必ず要所要所に設けていく事です。今回もこのチェック項目で一カ所の更新漏れがあった事を発見しました。
これに依って来年以降の決算業務が飛躍的に簡易になることが予想されます。
今年から引当金や未払い法人税等の項目必要になりましたし、不良債権の処理もいたしました。
この決算からやっと「人並みの会社になりつつあるなぁ。」と実感し始めた所です。
確りと日常業務を毎日全うする事に依ってお客様からの信頼が得られてその信頼感が積もり積もって行くものだと思っています。
月曜日には提出する予定です。
やっとこれから、ホームページの方に力を入れる事が出来そうです。