私達は移動火葬に行く時でも必ず二人一組でうかがうことにしています。
通常の移動火葬車での火葬業者は、一人での行動です。
一人で行動しなければ採算が合わないのでそうしているのでしょう。
でも、私たちのペット霊園では、二人で行くのです。
訳はこれから説明いたしますが、一番は安全を考えての事で二人一組にして行なっています。
ココでチョッとその訳を整理してココに書いておこうと思います。
- 安全対策のために二人で伺っています。
- 火葬中にもしもの事があった場合の対処のため
火葬中色々な事がおきます。まず第一に危険を伴うことで起こる事は、- 火葬炉の煙突から煙が出ている事を早く発見する為です。
この事は一人で火葬炉の中に集中していると煙や火柱が出ている状態が分かった時は大変な状況になっている場合がとても多いのです。 - 火葬しているご近所からの苦情があった場合です。
火葬をいったん始めると火葬が終わるまでその場所で火葬を続けないと危険が伴います。
その為に火葬をしている担当者はその場から離れることが出来ません。
スタッフがもう一人いるとその苦情に対して専門に対応できますので大きな問題にならずにすむ事が出来ます。 - 火葬中車を動かさなければならない理由が生じた場合
車を動かす時は、一人では難しいです。火葬中なのですから火葬炉を見ながら振動や揺れに気を配りながら車を動かすのです。一人では出来ない作業です。
- 火葬炉の煙突から煙が出ている事を早く発見する為です。
- 火葬後。車の所でお骨上げの場合
- 車の後ろでお骨上げをする場合
火葬台を炉の中にしまって蓋を閉めてお骨上げを行ないます。その場合道路などでするとなると車の脇を他の車が走っていきます。二人いるとお骨上げをしていないもう一人のスタッフが交通整理をすることが出来ます。通行する他の車が交通事故を起さないように配慮できます。 - 車の横でお骨上げをする場合
脇でお骨上げがお客様の立場にとって他の目を気にすることなく出来ますので大変お客様のためになります。しかし火葬炉が開いているのでその火葬炉に第3者があたったり触ったりしたら大変です。その為に、お骨上げをしていないスタッフが着いていることが出来ます。
- 車の後ろでお骨上げをする場合
- 火葬後、家の中でお骨上げの場合。
車の所を離れるのでとても危険がいっぱいになります。- 一人の場合
火葬炉から離れてお客様のご自宅の室内に入りますので、火葬炉は留守の状態になります。その為に1,000度にもなっている火葬炉は危険がいっぱいです。 - 二人いる場合、
一人が家の中でお骨上げをしています。もう一人のスタッフが真っ赤に焼けた火葬炉を注意深く見守ることが出来ているので人が火葬炉に触れたりぶつかったりする心配がなくなります。
- 一人の場合
- 火葬中にもしもの事があった場合の対処のため
- 営業活動の為
- お客様の電話に直ぐに出ることが出来るように。
車の運転中にお客様からの電話があった場合、一人で運転しているとその電話に出ることが出来ません。一旦止まれる場所まで車を移動してから出るようです。お客様からの予約を逃してしまう場合もあります。 - 火葬中、通りかかった人からペット火葬について聞かれる場合が多々あります。火葬中ですとお客様のお話し相手になることは出来ません。空いているスタッフが対応できます。
- お客様の電話に直ぐに出ることが出来るように。
上記のようにした方が良いと思っていても出来ない訳
二人で行動するのが良いのに決まっています。でも殆どの移動火葬車は一人でしか行動できません。その訳は、火葬時間とお客様の元へ伺う時間の問題で一日に多くの火葬をすることが出来ないからです。
多い所で一日早朝から深夜まで遣って4件です。通常3件が限度です。
火葬の仕事はとても体力を使う仕事です。それは火葬炉を開けたときに700度から800度の高熱を体に受けるからです。
夏では、一回の火葬をしただけで全身汗でビッショリになってしまいます。この高温の作業がとても体力の消耗をするのです。
この様な過酷な作業の割に一日の売上が中々伸びないのです。その為一人で作業してやっと利益が取れてきます。
では、なぜ当園は二人で行く事が出来るのでしょう。
それはペット霊園を持っているからです。ペット霊園では移動時間が要りません。その為に一日に火葬できる数が違います。4件位の火葬は通常の勤務状態で出来るのです。
そして私たちは4人のスタッフでローテーションを組んで仕事をやっています。その為、確りとした休日も取れるので消耗した体力の回復も計れて確りとした火葬をしてお客様の信頼を得ているから「お客様がお客様を呼んでくれる。」と言う良い循環が出来ています。
そして、この4人のスタッフが全員家族で遣っているので、色々な自由が利き売り上げたお金が他に出ないのでこの二人体制で移動火葬を行っても大丈夫なのです。
又、移動火葬は近隣は別として一日の一番初めの朝と最後の火葬時間に行っているのでとても効率が良くて、その分お客様に対するサービスも確りと行えるのです。
この様な理由によって私たちは、ペット霊園での火葬も移動して火葬するときも二人一組で行ってお客様に対する色々は配慮とサービスが出来る体制で火葬を行っています。