犬の合同火葬が一度に3件も連続してあることは初めての事です。
今日は金曜日で比較的ペット火葬の少ない日です。
10時30分に柴犬系の雑種犬の合同火葬が昨日から入っていました。
所が、朝から11時にミニチュアダックスの合同火葬、そして11時30分からも柴犬の合同火葬が入りました。
朝から3件も連続して合同火葬が入るのって初めてです。
それも、この3件のうち2件がリピータのお客様でした。
そして、この2件のお客様はとても近くの方々です。
ミニチュアダックスのお客様は、今度で5回目の火葬です。
そして、11時30分からのお客様は1月に猫ちゃんの火葬をしたお客様でした。
ペット霊園で一番喜ばれるのは、合同火葬です。
お骨はお返しする必要がありませんし、火葬する時間も埋葬する時間もペット霊園の都合の良い時間で良いのですから。
合同火葬のお客様は、ペット霊園のペットちゃんを連れてきてもらってから事務処理をして、礼拝所でお葬式、そして共同墓地へお参りをして戴いてお帰りいただきます。
私たちのペット霊園では、出来るだけダンボールの箱は持ち帰ってもらうことにしています。
これは、ペット霊園の経費を削減してお客様になるべく手ごろなお値段でご利用してもらえるように考えて考えて決めたことです。
この様なペット霊園の方針がお客様に伝わっているのか、今回も抱っこして連れてきてくれたお客様もありました。
私たちのペット霊園では、抱っこして連れてきても大丈夫なように寝かせて安置することが出来るベットを用意しています。
このベットに寝かせていただいてから礼拝所でお葬式をして貰っています。
連れて来た今日の犬ちゃん達は、とても素敵な犬ちゃん方でした。
老衰でお亡くなりになった犬の飼い主のお客様方は、最後まで確りと見取って来たのでしょうね。
礼拝所でもとても静かにお別れをしていらっしゃいました。
この3件の合同火葬のお客様方は、3名ともお経のご希望はありませんでした。
「お経がサービスできますが?」と聞くと「いいです。」と言われてお線香だけ上げてお葬式をしていらっしゃいました。
リピータのお客様方、お二人は共同墓地の脇の塔婆立ての前で以前火葬したペットちゃん達の塔婆を見つけて、「ここにもある。」と指を指して教えてくれました。
5回目のお客様は、過去4回の埋葬の塔婆が未だ全部残っていて「ここにも。」「ここにも。」「ここにも。」と懐かしそうにその塔婆の所に行ってサスッテいらっしゃいました。
前に火葬したペットちゃんたちを思い出していたのでしょう。
とても優しいお顔だったのが私の心に焼きつきました。
今回の連続3件の火葬は、一度に大型火葬車で出来るのですが、本日はそれ程込み合っているのではありませんでしたので、時間を見計らって一匹ずつ火葬させていただきました。
どの犬ちゃんのお骨も真っ白でとても綺麗でした。
雑種犬のお客様が「癌です。」と言っていましたが、肝臓の周りがお薬の色で青い色が着いていましたが、癌の塊は見つけることが出来ませんでした。
後の二匹は老衰だったのでしょうね。とても綺麗なお骨でした。
いずれの犬ちゃん達の亡骸は、綺麗に火葬させていただいてから共同墓地へスタッフの手で埋葬をさせて頂きました。
合同火葬は、受付、火葬、埋葬とそれぞれいつ火葬して埋葬したのかをホームページでご報告しています。見てください。
当日の受付が一匹でも基本的にその日受付けたペットちゃんは、当日火葬することにしています。見てもらえれば分りますが、殆ど当日火葬して埋葬をしています。