菊の挿し木をしました。
例年やっているのですが、今年はチョッと遅れてしまっています。
挿し木をして菊のお花を増やしています。
この菊は、毎年11月から12月に掛けて咲いてくれる菊でとても有難いお花です。毎年この時期は摘み取るお花がなくなってしまっています。
その為に、この時期にはこのお花を摘み取りをして火葬炉でお客様がお別れをするときに、お花をプレゼントしています。
ペット霊園でお花がいつでも咲いているように努力をしています。
最近は、お花がない時期は殆どありません。
しかし、「摘み取りを出来るお花があるか。」と言えば無くなる時期もありお客様に摘み取ったお花を差し上げる事が出来ない時期も時々出てしまいます。
この菊は他の菊と違ってお花がない時期に切り取りが出来て差し上げる事が出来る貴重なお花のです。
菊の挿し木をした場所は、いつもサルビアなどを植えている場所です。
この場所は、お客様から殆ど目立ちません。
作業室と立体墓地の通路の下にある小さな所です。
この場所は、午前中は火が当りますが午後からは日が当りません。その為に挿し木をしてその苗を育てるには最適な場所です。
土が溝に落ちないように今まで木でボーダーを作っていましたが、今年の4月にその木のボーダーを取り外して新たにオールトラリアンレンガでボーダーを作り直しました。
その為、土の量も増えてとてもお花たちが挿し木から根が付いて生長するにはとても良い環境になりました。場所的にも土の部分でも改良された場所なのです。
菊は、挿し木をして暫くはグッタッとしてしまいますが、それから暫くすると頭がピンと張って、新たな芽を出すのとそのまま生長するのがあります。
どちらも、挿し木として徐々に根がついて来て通常の菊になってくれます。