福生市の長徳寺へ親戚の49日の法事に行って来ました。
いつ行ってもこの長徳寺は、色々と発見が出来ます。
今回の発見は、石碑です。
内容は、
落慶記念樹 大本山建長寺、開山大覚禅師蘭溪道隆お手植えの柏槇は樹齢七百数十年、下枝は地を這い、上枝は天を衝き、正に境内樹の象徴というべき巨木である其の小枝を挿し木にし育てられた若木三本を請うて拝受し、当山全堂宇落慶式典の吉日、管長吉田正道老大師猊下にお手植え賜る 平成八年十一月四日この様に書いてありました。
「若木三本を拝受した。」と書いてありましが、この写真の二本がその三本の柏槇なのでしょうか。とても立派です。
又、長徳寺の庫裡の裏にある池が素晴らしいです。
中でも池の中の鯉、やそこに落ちてくる滝、そして赤石がとても立派です。
お客様は、とても可愛がっていたようで最後まで体をサスサスと触っていらっしゃいました。気持ちの整理もついたのでしょう。「お願いします。」と言われて火葬炉の蓋を閉めました。
特に、赤石はツクバイになっていて木管で運ばれてきた水を溜めて少しずつ零れ落ちている様はとても風雅で素晴らしい長めです。
この赤石は、今回の法事のお宅が寄進したものでありこの長徳寺に来ると必ずこの赤石を拝見してとても恩のある亡き故人を思い出させて頂いています。
庭の柏槇や池を拝見していましたが、時間が来たので法事になりました。
この長徳寺は臨済宗のお寺ですから、私が得度を戴いた常保寺と同じ宗派になります。
臨済宗のお寺ですから、私がいつも上げているお経と全く同じです。
私も、今回の49日の菩薩様に今までのお礼を込めて一生懸命お経を全て和尚さんと一緒に上げさせて戴きました。
又、49日ですから、埋葬も当然行われます。
その時の写真も撮って遺族にはラインで送って置きましたが、このブログには掲載しないことにしました。
それにしても、49日は早いです。葬儀が来て残務整理や心の落ち着きを取り戻す事をしているとすぐに来てしまいます。
キッと遺族の方々もそうであったと思います。
私達もペットの火葬を通して、ペットのご供養を毎日していますがペットを亡くされた皆様も正にすぐに49日が来てしまうのではないでしょうか。
今回も、和尚さんと一緒にお経を読ませて頂いて、又一つ勉強をさせて戴きました。日々勉強と言いますが、新たな発見や修練はいつでもその気になれば出来ると感じた49日の法事でした。