横浜から起こしのシナモン文鳥ちゃんの火葬にいらっしゃったお客様がご葬儀の前に言っていらっしゃいました。
話の中で、とてもこのシナモン文鳥ちゃんを可愛がっていた事が節々に出て来ます。
礼拝所の台の上に寝かせてあった文鳥ちゃんをサスサスと擦りながらボツボツとおっしゃいました。
この子が亡くなる時は、「3時頃から様態が悪化してしまいました。
主人がいつも4時30分の目覚ましで起きるのですが、起きてきてこのシナモン文鳥ちゃんを見守った時に亡くなりました。」
「主人が起きてくるのを待っていたみたいでした。」と言っていましたが、動物ってそうなんでしょうね。よく分るようです。
お客様は、シナモン文鳥ちゃんが亡くなってしまってから必死にスマホでインターネットを使ってホーページを探したことだと思います。
私達の所にお電話を戴いたのは、お昼過ぎですから、その前の9時間ぐらい時間を掛けて調べて結論を当園に搾ってくれたことだと思います。
「綺麗に残ったお骨をご自分達の手で拾って供養してやりたい。」という一身で探したことだと思います。自分達の手で拾ってやるにはお骨が確りと残る必要があります。
当園以外のホームページには、極小ペットのページがあるところでは、「お骨が残るように火葬します。」と書いてあるだけで本当にお骨が残るかどうか分らないのです。
通常、極小のペットちゃんは、お骨が残らないのが通常です。
ですから、「お骨が残るように。」と書いてある所では、少しは残るような状態でしょう。
でも、当園みたいに
火葬炉に入れたままの形で残せるようになり、
クチバシや頭の骨、翼から本当に小さい足の指先まで残すことができます。また、健康な部分のお骨なら白く綺麗に残せるようになり、当園の強みとなっています。
白く綺麗にお骨が残るのでお客様もいつも喜んでお帰りになられます。【引用】https://www.m1122.com/gokusyo/#top
と書いてあるページは何処をさがしてもありません。
当園は、いつも全部のお骨が綺麗にそのままの形で残るのが普通の火葬なのです。このページを見て当園を選んでくれたのだと思います。
13時49分のお電話でしたので、この決断をするまでの労力は大変なものだと思います。お客様は、スマホで「文鳥 火葬 横浜」と言うキーワードで検索されたといっていらっしゃいました。
このキーワードで検索すると
文鳥の火葬に横浜市緑区から電車でいらっしゃいました。 - ペット火葬と当園のブログが2番目と3番目に表示されます。
www.m1122.com/mtdata/2016/05/post-1164.html
2016/05/28 - ペット霊園からのお知らせ:今日の極小動物の火葬は、文鳥ちゃんです。 ここで、急に極小動物の火葬が増えました。昨日はセキセイインコ 50g ゴールデンハムスター103g マメルリハインコ.横浜市南区の文鳥の火葬は、お顔そのままで骨壷に入れられました。
www.m1122.com/mtdata/2016/12/post-1247.html
2016/12/01 - 今日の極小ペットの火葬で文鳥ちゃんは、お顔がそのままの姿で骨壷に入れられるというとても素晴らしいお骨上げでした。 「横浜の南区から2時間ちょっとかかってしまいました。」と言いながら車から降りてきました。話を聞くと相模原の16号が ...
このブログから「極小ペット」のページにはいって言ってくれたのだと思います。
お電話は、
「ホームページを見て電話しています。明日お願いできますか?」というのが最初の言葉だと思います。
比較的当園の火葬予約件数は、いつもいっぱいありますのですが、「明日は12時30分と15時30分が空いています。」と2件だけあいていました。お客様は、15時30分の予約を即断して予約していただきました。
当日は、鳥かごに入れて連れていらっしゃいました。
小さな23gのシナモン文鳥ちゃんが寝かせありました。お客様のご希望で当園ではお経の無料サービスをしていますが、それもご希望になり神妙にお葬式です。
火葬炉には、食べ物、手紙、霊園のお花2輪あげてお別れです。確りと点火も見届けました。
火葬した骨は真っ白で何処も悪く無かったです。
お客様もお骨を見た瞬間。「ワー。」と声を発していましたが、それ程綺麗なお骨でした。
暫く説明せずにお骨を見てもらっていました。
自分達で「これ目だよね。」「これクチバシ。」「頭が上をむいているんだよ。」と色々と会話が弾んでいます。お客様に「悪い所は見当たりません。」と言うと「ウンウン。」と頷いていらっしゃいました。
真っ白いお骨で、火葬中上を向いてしまったので翼が両脇に開いて足の骨とその下に指先のお骨たちがかたまっています。
当然、頭は下顎が上になっていてその下にクチバシが頭のお骨に確りと付いています。下向きならとても良く分るのですが、残念ながら火葬中に上向きになってしまったのです。
足のお骨を二人で持って橋渡しの儀式をしてから、一つづつ自分達で拾ってもらいます。翼や尾骨、胸骨と大きなお骨から骨壷にご夫婦で交互に入れています。
殆どのお骨が骨壷に入り、頭を入れる段になってクチバシや下顎も付いているのを箸で持ち上げて骨壷に入れる瞬間に落としてしまって。「ワー。」と声を上げてしまいました。
でもクチバシは頭のお骨に付いたまま入れることが出来て大満足の様子です。下クチバシは離れてしまいましたが、お顔を正面に向けてそのままの形で入れることが出来たのです。
とても、可愛い大切なシナモン文鳥ちゃん、
確りと骨壷を抱いて笑顔でお帰りになりました。
お大事に。