柱の建込が終了してから今度は、柱につなげる片持ち梁の接続とその梁のつなぎをおこないました。
この材料は、柱と片持ち梁をつなぐ部分は、剛性が必要なので鋳鉄の部材になっていました。片持ち梁はアルミでとても軽い材料です。
この梁の組み立ては、息子一人で遣りました。
ブロックの上に作るので、2メートルぐらいある脚立に載っての作業です。
この作業には、材料を運んだりは出来ても脚立の上に載って遣る作業は、70歳に手が届く私にはとても危ない作業です。
息子も、その事を承知で手出しさせてくれません。
きっと迷惑なのでしょう。
若いって良いですよね。
一人でドンドン組み立てて行っています。
ここでチョット気になったのは、つなぎ梁を片持ち梁につなぐ時に片持ち梁を北側にグイっと曲げなければつながらないことです。
「あれ。」と思いながら見ていました。
後で分かったのですが、これが後で屋根の透明な板を張るときに大変なことになるのでした。
脇のガードに沿って入れていく訳ですが、どうも真っ直ぐ入りません。
先端で右側をいっぱいにすると左側が可也開いてしまいます。
これは、このカーポートが真っ直ぐにできていない証拠です。
ココまで作ってしまって、柱の捩れを直すのは始からやり直す事が必要です。
組み立ててある骨組みをばらして、コンクリートを壊して柱を引き抜いて位置を決めてもう一度やり直すことは至難の業です。
もう一度柱の向きを確りと直角になるようにしようとしても、トランシット等の測量機械がないので、壊してやり直しても又、できは同じような感じになってしまいます。
そこで、屋根の透明版の先を切り取って歪な形でも今のままを生かしてやったほうが良いと思いました。そこで空き具合を計って透明版の切断をすることにしました。
下手にガリガリとこの板を切断すると「バキッ」と割れてしまう可能性もあります。そこで切断するのにダイヤモンドカッターで切ることにしました。
割れないように、ゆっくりと優しく切って行きます。
上手く切れました。
その板をはめて見ると、未だ切り方が足りません。
嵌めた隙間を見て後1センチほど余分に切って嵌めてみると綺麗に入りました。
このような作業を3日間に掛かってやっと完成です。でも屋根の上の部分は出来上がりましたが透明版のしたの部分は未だ収まらず新たにアルミ板を購入して止めていくことに致しました。
取り合えずペット霊園の大型火葬車の部分の屋根が完成しました。
これからは、雨の日でも大型火葬車でのお別れやお骨をトレーに移す作業時に雨に濡れる事がなくなりました。
このカーポートの屋根ができたために又八王子下柚木ペット霊園のグレードがアップして感があります。
マダマダ、このカーポート部分で基礎の重さを増すためのコンクリートの益しコンの部分や透明版の末端の繋ぎ止め等が残っていますが、少しずつやって生きたいと思っています。
取り合えず
完成です。