今回のセキセイインコのお客様は、茨城県からのお客様です。
「ひたちなか市から車で4時間掛かりました。」と言って車から降りてきました。
茨城県からのペット火葬のお客様は、つくば市、牛久市、笠間市から今までいらっしゃっていますので、今回で4人目のお客様になります。
遠くからでも、極小ペットの火葬で綺麗にお骨が残る所を皆様探しているみたいです。
今日のお客様も車から降りて来て「小鳥の火葬を専門にしてくれる所ってないですから。」と言っていました。
これは、「小鳥のお骨を綺麗に全部のお骨を残してそのままの姿で火葬が出来る所は、ないですから。」と言い換えることができます。
お客様も、お話の前後の状況でそう言っていたに違いありません。
極小ペットのインコの火葬でお骨を綺麗に残すことはとても無理なことなのです。
何処の、動物病院に聞いても「残らないでしょう。」と言うのが普通です。またペット霊園のホームページには「残るような火葬をします。」と書いてあります。
「綺麗に残ります。」とは書いてありません。
少しでも残れば「残りました。」と胸を張ってお客様に説明するのです。
先月来たお客様も、「前回他で火葬したら大変な目にあってしまいました。」お骨がほんの少し残りましたが、業者は「お骨が残っています。」と胸を張って言われました。
ほんの少しなので、とても不満でしたが、業者は少しでも残れば「残りました。」と胸を張っているのです。
このようにお客様がおっしゃっていましたが、私の方から「殆ど残らないのが普通です。残れば『残りました。』と胸を張るのが通常ですよ。」と言うと「そういえば獣医さんも『残らない。』と言っていました。」と思い出したようにおっしゃっていました。
それ程、この極小ペットのお骨を残す技術は難しい技術なのです。
この難しい技術を開発したお陰でとても多くのお客様が地域を問わず来て貰っています。今回も4時間掛かったと言っていました。
途中休み休み来たのでしょうね。
茨城県ひたちなか市の住所からのgoogleナビで検索すると2時間58分と出ました。
これは、ひたちなか市のご自宅からバードラインを通って常磐道、圏央道を通ってあきるのインターから411号線、16号バイバスで来るルートです。
約3時間の旅ですから、途中休憩も入れたり渋滞も入れたら4時間ぐらい掛かるのかも知れません。
それにしてもお客様が「インコちゃんの火葬で綺麗なお骨を残して持帰りたい。」という気持ちは良く分ります。4時間掛かってもいらっしゃるのですから。
とても有難い事です。
今回も真っ白でとても綺麗なお骨をお客様の前に出すことができました。
足の指先から背骨、翼、胸骨、喉仏と確りと分ります。
いつもそうですが、小さな足の指先のお骨に皆様目を細めて「可愛い。」とか「爪。」とか言いますが、今回のそのとおりでした。
お骨を見てから綺麗に残るか不安があったのでしょうが、それが晴れて元気になったみたいです。
2寸の骨壷に綺麗に入れて持帰りました。
お帰りには、「これから3時間半ぐらいかな。」と言いながら車に乗って「丁寧に有難うございました。」とおっしゃっていただきました。
気をつけてお帰りください。