何と火葬するまで1年と一週間も経ってからセキセイインコの火葬にいらっしゃったお客様がいらっしゃいます。
足立区からいらっしゃったリピータのお客様です。
亡くなってすぐに保冷の為に冷凍庫に入れたそうです。
そして、火葬する前日に冷凍庫から出して家の中で自然解凍。
その際、チョッと液体が出てペットシートにシミを作ったそうです。
八王子下柚木ペット霊園に連れてきた時は、小さな箱にお花でいっぱいにして連れていらっしゃいました。
礼拝所でお経を上げてお葬式をしてから、火葬炉の所で緑色のセキセイインコちゃんを手のひらに載せて体を擦りながら、「一年も火葬出来なくて置いてしまいました。」
私達もビックリです。
今まで一番長く置いたお客様でも、「3ヶ月冷凍庫に置いてしまいました。」と言うお客様もいました。
又、私達がブログに書いたのは、
「9日間も置いてしました。」2015.1.9のブログ ペットの火葬 ≫ 火葬しないで置いておける期間
https://www.m1122.com/mtdata/2015/01/9-.html
この中には、
1月1日に死亡したのですが、冷蔵庫に入れて今日まで置いてしまいました。」と。
何と9日間も経っています。ヤッパリ小さなペットはタッパウエアーに入れて冷蔵庫で保存するのが一番いい方法なのですね。
「全く臭いも体の変化もありませんね。」と言うと「冷凍庫に入れておきましたから。」と言っていました。
と記載していました。
「9日間も置いてしまいました。」というブログを書いたのは、この位なら保冷しておいても大丈夫だろうと思ったからブログに書いて皆様にお知らせする事にしました。
でも、「3ヶ月も冷凍庫で置いてしまった。」と言う記事は書くことが出来ませんでした。
訳は、3ヶ月とは途方もなく長い期間です。
今回のお客様はタマタマ3ヶ月も置いても大丈夫だったので、他のお客様が真似をして冷蔵庫に置いておいたら「大変な事が起こってしまうのではないか。」と言う不安がありました。
これは、書くべきではないと判断してブログに書かなかったのです。
でも、今回は1年です。
体を擦りながら「1年も・・・・。」と言われた時は目を疑いました。
手のひらのセキセイインコちゃんの毛並みも全くいつものセキセイインコちゃんと変わりがありません。
とても、自然な状態です。
「ペットシートをタッパに敷いて、その上に寝かせて保冷したんですが。」との事。
火葬したお骨も、真っ白でとても綺麗なお骨でした。肺の部分に茶色い色が着いていて、ココが悪かった場所だと分りました。
亡くなってから、暫く経ったお骨って赤茶けた色になるのが普通ですが、今回は真っ白なお骨です。
「亡くなってすぐに冷凍庫に入れましたので。」と言っていましたが、すぐに冷凍庫に入れるとこんなに綺麗なお骨もままで残るのですね。
羽根の艶といい、お骨の白さと言っても全く昨日亡くなったようなとても綺麗な姿ですし、お骨も綺麗なお骨でした。
今回は、冷凍庫にすぐに入れて保冷すれば3ヶ月のお客様の時と同じく、1年経っても大丈夫な事が分かったような気がします。
大切なペット(極小ペット)を亡くして、火葬する踏ん切りがつかない飼い主の皆様も多いと思います。
上記の様な保冷をすぐすれば焦ることなく、自分の気持ちの整理を付けてからでも大丈夫だと思います。
確りと気持ちの整理を付けて、極小ペットの火葬に臨まれて下さい。