最近、金魚の火葬技術が格段の進歩を遂げています。
今日の金魚ちゃんの火葬も、全く素晴らしい火葬で終了しました。
と言うのは、火葬炉に寝かせたままの姿で火葬が終了したことです。
この様な、事をブログに載せるとお客様がこれが普通だと思い、期待をしてしまうことが一番心配ですが、あまりにきれいに火葬出来たので、お客様の了解をもらって掲載しました。
船橋からのお客様でしたが、首都高の事故渋滞で遅れていらっしゃいました。
幸い、次の火葬が空いていましたので、十分時間がありましたのでお待ちしていました。
通常の場合は、立会火葬が無理ですので一任火葬か予約に入っているのを先にやってから遅れたペットの火葬を終わって火葬になりますが、今日は、大丈夫でした。
お葬式を終了してから、火葬炉に寝かせてお花や食べ物を入れ、霊園のお花で飾ってお別れをして点火を見届けました。
そして、礼拝所で火葬が終了するまで待ってもらいました。
ここまでは、いつもと同じですが、火葬したお骨を見た瞬間から自体が急変しました。
と言うのも、火葬した金魚ちゃんは、お肉が燃え尽きてお骨だけになっているのですが、今回の金魚ちゃんは、違います。
なんと、頭の形もウロコもそのままの形で火葬が終了しているのです。
以前も、これに近い状態で綺麗なそのままの姿で火葬が終了した金魚ちゃんがありましたが、今回は、それ以上の綺麗さです。
お眼目もそのままの姿で分かりますし、背びれも、尾ひれも良くわかります。
まるで、金魚の真っ白に塗ったような姿なのです。
これでは、悪い所も分かりません。
まして、お骨も出ていないので全くお骨も見えません。
これを、どうしてお骨上げをするか、このままの姿では、骨壺に入れることが出来ません。
チョット触ると、金魚ですからグズグズになってしまいます。
そこで、マットを切ってそのままの姿で入れる事にしました。3寸の骨壺ならマットのまま入れる事ができます。
スタッフが、カッターナイフで3寸に入るくらいにマットを切って入れました。
入れるときに、チョット手がぶつかってしまって、壊れてしまったのが残念です。
でも、お客様はとても喜んでいました。
それにしても、全くお骨も見えない位にそのままの姿で火葬できたことは、とても素晴しい事です。
いつでも、この様に火葬できるとは限りませんが、このように火葬が出来るようにこれからも精進していきたいと思っています。
尚、この金魚は大分前に亡くなったようで、お客様は、「冷凍庫で冷凍しておきました。」と言っていたようなので、この冷凍したのが、このような結果を生んだものかもしれません。