今日のペットでゴールデンレトリバーの29キロの犬ちゃんを火葬しました。
計測して、丁度30キロを下回る体重でした。
体重は、少ないのですが、体つきはとてもそんな小さな犬ちゃんには見えません。
どうみても、45キロは優にあるような姿です。
お客様は、「亡くなってからどんどん大きくなってしまいました。」と言っていました。
お顔も普通のゴールデンレトリバーのお顔の倍もある大きさです。
そして、お腹は火葬炉にもしかして入らないかもしれないと思うような大きなお腹をしていました。
お客様は、「ガスが溜まってしまったようなんです。亡くなってから、色々な部分が膨らんでしまって、お医者さんにも相談したのですが、『ガスが溜まってしまったようだ。』と言われました。」と言っていました。
私どもも、下がってみると風船のように皮膚が柔らかく、指で押すと風船のように柔らかくへこんで、指を離すと盛り上がってきます。
計測すると29キロでしたが、とてもそんなペットちゃんには見えません。
礼拝所でお経をあげてお葬式をしてから、火葬炉に載せて霊園のお花で飾ってお別れして出棺を見送りました。
お客様の言うのには、血糖値が下がってしまって30mgになってしまったそうです。人間の平常の血糖値は、80mgから139mgの間ですから、この30mgが如何に少ないかがわかります。
ですから、散歩に連れて行っても、もうろうとなってしまって、途中で飴玉を与えるようだったと言っていました。
お客様は、とても、可愛がっていましたようで、その様子が色々な会話の中にも表れてきています。以前10年前にもう一匹のゴールデンレトリバーの火葬をしましたが、その子はこの子より小さな犬ちゃんだったみたいですが、その子と比べていろんなことをおっしゃっていました。
火葬中の時間は、霊園内を散策したり、近くを色々回ってきたようですが、とても植木の事については詳しい方で、当園の選定の仕方についていろいろとご示唆を戴きました。
火葬時間は、1時間30分でした。
火葬したお骨は、腎臓に腫瘍がありましたが、他な真っ白なお骨でした。
あれだけ、大きな体もお顔もとても小さくなっていました。
やはり、ガスが溜まってしまって体中に充満してしまったのでしょうね。
火葬する前の犬ちゃんの体から想像が出来ないくらいの小さなお骨です。
6寸の骨壺に8分目位の量ですから、お客様も言っていました。
「10年前に火葬したゴールデンレトリバーのお骨よりうんと少ないね。あの時は、蓋をしめるのがいっぱいの量がありましたからね。」と。
「これから、ペットがいなくなってとても寂しくなります。」とも言っていましたが、早く立ち直ってくれることを望む次第です。
ご冥福をお祈りいたします。