ペットの火葬時のお骨上げの仕方についてアドバイスさせて頂きます。
火葬したお骨を火葬した形の儘トレーに載せて皆様の前にお持ちします。
スタッフによりお骨の説明をさせてもらってからお骨上げに移ります。
- まず最初にお二人で一本のお骨を箸で持ってもらい骨壺に入れてください。
- その時、一人の人が確り持ちもう一人は箸を添える程度大丈夫です
- 箸使いが上手くできない人とのお骨上げなら一人で骨壺の上まで持って行きその後もう一人が箸を添えて入れる恰好をして貰っても十分です。
- 最初に入れる骨は足のお骨から入れてください。
- 全員が二人で一本のお骨を終えるまで順に行ってください。
- 全員が終わりましたら、その後は銘々でお骨上げをします。
- お骨は、下のお骨から順々に上のお骨を入れるようにお願いします。
- 後ろ足の次は前足でその後背骨に移っていきます。
- 小さめの骨壺の場合は、背骨の前に肩甲骨のお骨を入れてください。
- お骨上げで、肩甲骨などの大きなお骨を移動するとその下に黒くなった所や青い色のついたお骨が見つかる場合があります。
- 黒い部分は悪かった所、青い色はお薬の色と言われています。
- 腫瘍などはこげ茶色の少し紫がかっている塊があります。
- 肝硬変などは豆炭の燃えカスのような塊で残っています。
- トレーの上のお骨が拾い終わると、頭のお骨を骨壺に入れてもらいます。
- その時、箸で頭のお骨を持つとグズと云って崩れてしまう場合もありますので、頭を入れる時は手で入れたほうが壊さないで入ります。
- 頭が少し大きい場合は、口の部分を下向きにしてやや斜めに入れると上手く入ります。
- 続いて網の所についている小骨をトレーに落とし、小骨や燃え殻を取り器に入れて骨壷に入れます。
- 別に取っておいた顎の骨、尻尾や足の指、尾てい骨等を頭の脇に入れます。
- 最後に喉仏を正面に向かって入れてもらいます。
- 骨壷を覆い袋に入れてもらい、紐を蝶々結びをして貰ってお骨上げは終了します。
- 袋に入れる時、骨壺の中の顔を覆い袋の房の付いている正面に向けて入れて遣ると何時も拝んだ時にペットちゃんのお顔が正面を向いているので宜しいかと思います。
- その後、家に帰ってネームカードと写真入れを袋の正面とその脇に張ってやってください。