以前火葬した大型猫のお話です。
猫のボンペイちゃんは10キロありました。
「今朝うちの大型の猫が死んでしまったのですが、火葬をお願いします。」と云う電話がはいりました。
お客様は、タクシーで来園。ダンボールの中に下向きで寝かせてあった猫ちゃんは保冷剤で凍らしてありました。年齢は11歳と一寸若いかなと思う年齢でしたが、とても安らかな寝姿でした。
目が開いていたので、閉じてあげましたが飼い主様は「目が閉じないんです。」と言っていましたが、閉じてあげると「上手いもんですね。」と。
ご供養もお経を上げて神妙に行い、火葬炉に寝かせてお別れを大型の車で行いました。
猫ちゃんではなく、犬ちゃんみたい大型の火葬炉に堂々と寝ています。
火葬自体は30分で終わりましたが、
そのお骨の少なさにビックリです。
火葬したお骨は、体重の割に少なくて、「まさに脂肪の塊だったンですね。」
お骨は真っ白でしたが心臓辺りが黒いのがありそこ等辺が悪かったようです。
「こんなに小さくなってしまうのね。」「足の指が凄く可愛い。」と言いながらお骨上げをしました。
10キロ越えの猫ちゃんはあまりいるものではありません、先日も8キロ位の猫ちゃんの立会火葬を致しましたが、10キロとなるとその倍ぐらいの感じがします。
猫ちゃんの脂は燃えやすいので、慎重に大型の火葬炉を使ってこれからも遣ってまいります。