大型犬の移動火葬を青梅市でしている時にお客様がおっしゃいました。
ラブラドールの28キロを火葬している時の事です。
火葬炉に載せてお線香を上げてお別れを致しました。
蓋を締めさせていただき、火葬炉に点火をしてお客様方には、合掌をしてお見送りをして貰いました。
その後、火葬時間の説明やお骨上げをする場所の説明をしている時にお客様から「火葬時間が長いとペットのお骨が燃え尽きて無くなってしまうんでしょう?」と言われました。
ペットの火葬を長時間遣ってもお骨が燃え尽きて無くなってしまうことはありません。
以前、ボーダーコリーの50キロを越えている火葬を致しました。その時の火葬時間は何と4時間30分掛かりました。
火葬自体は2時間で終わりましたが、その後ペットの体から出てきた脂が燃えるのが2時間30分掛かりました。お腹の回りが両手で円を作った位の大きさのボーダーコリーでしたから。
そのボーダーコリーから出た脂で火葬炉の中はいっぱいになってしまい本来の火葬が終わっても脂が燃え続けて火が消えない状態が2時間30分も続いたのです。
その間、火葬しているお骨は火葬炉の火に当たりどうしです。何と4時間30分も。
お客様が言う「ペットの火葬で長時間火に当たっているとお骨が燃え尽きて無くなってしまうんでしょう?」の事態です。
しかしながら、お骨は少しもろくなっていましたが、全く頭も足も背骨も喉仏や尻尾のお骨まで確りと残っていて無事にお骨上げもできました。
一任火葬でしたので、その収骨したお骨をお客様に届けさせて頂きましたが、中を見てお客様が「あんなに大きな犬だったのが、お骨は多く無かったですね。」「あれはみんな脂肪ですか。」と言っていたのが印象的でした。
今回のラブラドールちゃん28キロの火葬も75分で確りとお骨も残り、火葬炉から出す所からお客様に見てもらっていました。「初めて見ましたが、最初に火葬炉に入れた形と全く同じですね。」「こんなに綺麗に火葬で切るのですか。」と言っていました。
お客様が言ってた「肺や前足の所に癌があります。」と言う通りに茶黒いチョッと紫掛かった癌の燃え殻があったのでお客様も「初めの説明どおりですね。」とビックリしていました。
お客様が望んでいるのは、「確りと綺麗に火葬して貰ってお見送りしたい。」と思います。
私達はこれからも丁寧に必要な時間を確りかけて綺麗な火葬をしてまいる所存でありますので、宜しくお願いします。
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