リチャードジリスの火葬を致しました。
リチャードジリスって言う言葉もペットの種類だという事も知りませんでした。
電話での予約で何回も聞きなおしていまし、それは何ですかって失礼な質問までしてしまいました。大変申し訳ないことをしたと思います。
リチャードソン」ジリス(またホリネズミとして知られている)は
2003年からプレーリードッグの輸入が禁止になったことを受け、リチャードソンジリスが姿形や生態など比較的プレーリードッグに似ている輸入可能な動物として知られるようになった。とウィキぺディアに出ていました。
府中からお越しで、京王線の北野駅からバスでいらっしゃいました。丁度外で写真を撮っていましたので直に案内する事ができ、箱の中を見せてもらいました。
受付の担当者も始めてのペットチャンでしたが、私自身も名前を聞くのも初めてでしたのでお箱の蓋を開けてお箱に入っているリチャードソンジリスをどんなペットかとマジマジと見させていただきました。
一見するとプレリュードックにそっくりでした。これがリチャードソンジリスか。
お客様たちは素晴らしい方で、「このリチャードソンジリスは、土の中で生活をしているので事故で亡くなりましたが、早く土の中に帰してやろうと思って自然埋葬をする事にしました。」と入っていました。
火葬時間は30分。
火葬しお骨は、事故で亡くなった為チョッとお骨自体が赤茶色の色をしていました。喉仏を探しましたら確りとありました。
首のお骨の一番上に第一頚骨がありますが、そのお骨まで首のお骨がみんな繋がっていて、その第一頚骨の丸い穴の中から喉仏の頭の部分が見えました。
第一頚骨を取り外しテ見ますと、したの首のお骨の上に君臨しているかのごとくの喉仏が現れました。お客様にその喉仏を説明して手の平の上においてやると「これが喉仏ですか。」とこれがという顔をして見ていました。
足の指も残っていましたので、お客様に爪が生えている所、肉球があるところを説明すると「あら、可愛い。」といっていました。
粉骨したお骨は、本当に少なくなってしまいましたが、「土の中の生活にこれで戻れるね。」と思っているようなお顔で自然埋葬地に蒔いてやってからその場所に土を掛けて遣っていました。
埋葬をする場所を選ぶ時に、チョッと小山になっている所を指して「あそこには何がいけてありますの。」犬ちゃんが埋葬してあります。
「少し離して埋葬しましょう。犬ちゃんに食べられてしまうといけないから。」と言って少し離れた場所に埋葬を致しました。
土を掛けた所にお線香を立てて、その傍に水を撒いてやって手を合せていました。
「お花がいっぱいで良いですね。」「府中からそんなに遠く無かったです。」「北野駅からバスで10分でしたし。近くだから又きます。」
と言って歩いてお帰りになりました。
お帰りを見送りながら、帰る足取りは軽やかに感じたのは、埋葬を終えて確りと見送りができたと言うお気持ちが表情にも会話のそこかしこに感じましたので、そう見えたのでしょう。
初めての火葬でした、リチャードソンジリスちゃんのご冥福をお祈りいたします。
府中市からのペット火葬