ヨークシャテリアのお客様が車から降りてきて直ぐに言いました。「以前は、高尾の方の霊園だったけど遠くてお参りに行けませんでした。」「近くに出来て本当に良かったです。」と。
「この近くに出来て本当に良かったです。」は参拝にくる殆どの人が言ってくれます。特に宗教法人が経営していない無宗教の霊園は、望んでいる人達が相当数いるようです。
当園は、あまり埋葬については積極的にPRはしていないのですが、他にない自然埋葬やお花がいっぱいの共同墓地が人気があります。
今回のお客様は、立会火葬でお骨はお持ち帰りのお客様でしたが、近くにペット霊園が出来た事を非常に喜んでいらっしゃいました。
このヨークシャテリアちゃんは、重病な犬ちゃんでした。
火葬したお骨の頭がグズグズで殆ど頭の形をして残っていませんでしたし、肺の辺りにも腫瘍がありました。
頭は、歯周病でしょう。また痩せていましたので肺には悪性の癌でしたでしょう。
でも、飼い主の皆様にとっては大切な家族の一員の犬ちゃんです。
丁寧にお骨上げをして、お骨上げした骨壺の他に持参したカプセルに尻尾や足の指を入れて持帰りました。
お骨の説明やご葬儀のセレモニーが気に入ってくれたのか、お帰りの際は丁寧に頭を下げて「こういう施設がないと困るんですよね。ご近所が大変でしょうが頑張ってください。」「丁寧にしていただき、有難うございました。」と言ってお帰りになりました。
こういう皆様のご期待に答えることが出来るように、地域に必要とされるペット霊園を目指して、こつこつと火葬や埋葬に心を込めて、手を抜かずにやって参りたいと思っています。
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