今日の火葬した犬ちゃん3匹が歯周病でした。
歯周病って本当に恐いですね。
一番酷かったのは、2匹目のヨークシャテリアでした。
一番始めに火葬した、コーギーちゃんは火葬した頭の部分のお骨がお鼻より前の部分が無くなっていました。
又、最後に火葬したミニチュアダックスちゃんもお顔の先がなくなっていました。
最初のコーギーちゃんですが、お客様は死亡原因は、老衰と申告してくれました。
火葬中病気の説明中お骨の色や燃え残った燃えカスにより病気が分かるかも知れません。一番恐いのが歯周病です。と話していくと「この子は歯周病でした。」と言われました。
火葬したお骨は、お客様の言うとおりでした。
でも、そんなに重症で無かったので、頭のお骨のお鼻から前の部分が無くなっている程度でいた。
又、最後のミニチュアダックスもお客様の申告は「腎不全、心臓、肝臓、歯周病」といっぱい死亡原因を書いてくれました。
火葬したお骨は、真っ白でとてもきれいでしたが、肺に腫瘍がありました。またお顔の先はお客様の申告通り歯周病でしょう。お顔の先が無くなっていました。
一番酷かった、2匹目のヨークシャテリアちゃんは、死亡原因を腎不全と申告なさいました。「生まれた時から腎臓が小さくて、医者も手術をしない方が良い。」と言われていたそうです。
火葬した時に分かったのですが、肺に腫瘍があり、肝臓と腎臓が固まってしまっていて、肝臓は肝硬変の特徴の豆炭を燃やした後の残りの様な形で残り固い塊になっていました。
特に頭のお骨は、凄くもろくなっていてグズグズで、頭の形をしていませんでした。
これで、頭の形をしていない歯周病のペットは4匹目です。一番酷かったのは、平成24年10月23日に火葬したシーズ犬ちゃんでした。
それまで、歯周病がこんなに恐ろしい病気だとは分かりませんでした。その時、ご主人が「この子は歯周病を患っていて顎のお骨が溶けてなくなっているのです。」と言われました。「もう半年も口を開けたままです。」
ここでやっと頭のお骨がなくなっている訳が分かりました。これまでは、顔の先が崩れてしまっていたペットちゃんはかなりありましたが、こんなに酷く頭のお骨が全くなかったのはいませんでした。この時の火葬でお客様に説明されて初めて歯周病だと知りました。
一番酷かった、2匹目のヨークシャテリアちゃんのお客様も近くの方でした。奥様の犬ですが、「これで諦めがつきました。」と言ってサバサバしていた。
今回みたいに1日に3匹も歯周病の犬が続いたのは初めてです。
最近、富に歯周病のペットちゃんが多いような気がしています。お客様に歯周病のペットの話をすると「家のペットも歯周病かも?」と良く言われます。
大体は、火葬するとそんなことがなくて綺麗に頭も残っているのですが。
火葬して頭のお骨が無くなってしまうと、お客様の落ち込みが激しくて辛い火葬になります。
普段からの、歯磨きやペットガム、そして歯垢の除去を心掛けて歯周病対策に取り組んでほしいと思っています。