今日朝一番でいつも行っているリピータのお客様の所で猫ちゃんの火葬をしながらお話を聞きました。
猫ちゃんの私が書いているブログ記事を読みながらです。
「『皆さん、好きだから。』と言うんですが、好きな事は事実ですが見ていられないんですよね。」とポツリとおっしゃいました。
「野良猫が傍に来るとつい見てられなくて。」
「特にニャア、ニャアと鳴き声を出して擦り寄ってくると可愛そうになって、つい餌をやってしまって。」
「自分で拾ってくる猫ちゃんもいますが、置いていかれてしまう猫ちゃんもいるんですよ。」とも言っていました。
こちらから、猫ちゃんのお世話は大変でしょう。と言うと「実はそうなの。全部猫ちゃんに掛かってしまって自分で旅行もいけないし、身の回りのものも買えない始末なの。」
一緒にお話をしながら、猫ちゃんのブログを読みながら、ご紹介させていただきました。、「色々書いてあるのを聞いていて涙が出てきてしまいました。」と目頭を押さえていました。
今回の猫ちゃんは、6.5キロぐらいの大きな猫ちゃんでした。
お腹の所に大きなグリグリがあるといっていましたが、死亡原因は何で亡くなったのか分からないとの事でした。
火葬したお骨は、大きい猫ちゃんでも3.3寸の骨壷に十分入ってしまいます。
大きな猫ちゃんは、太りすぎなんでしょうね。お骨は普通の猫ちゃんでした。
そのお骨を見て、お腹のグリグリが出来ていた部分に燃え数で、うす茶色の塊がありました。この前のスコティッシュフォールド猫ちゃんの肩の廻りの癌もこの様なうす茶色の燃え数がいっぱいありました。
やはり癌だったのでしょうか。でも今回の猫ちゃんは痩せていませんでした。ポリープなんでしょうか。
癌にしてもポリープにしてもこげ茶色の塊ではなく、うす茶色の塊も腫瘍なんですね。こんな色合いの腫瘍があるのは前回の猫ちゃんの火葬と同じ色の塊ですからそう思うしかないでしょう。
大きな猫ちゃんでしたが、3.3寸の骨壷にゆったりと入り「大きな猫ちゃんでもお骨は皆同じですね。」と言っていました。
「マダマダいっぱいいますが、猫ちゃん減らないんですよね。
つい可愛そうになってつれて来てしまうので。」
「でも助かります。有難うございました。」と言って見送ってくれました。
多く飼っている皆さんのお陰で野良猫ちゃんも安住の地が見つかり幸せになれるんですね。と思いながら次の火葬に向かいました。