以前火葬したお客様からお電話を頂きました。
「ペットの火葬をお願いします。」⇒分りました。ペットの種類と体重を教えてください。「猫で3.1キロです。」⇒ご希望の火葬方法は如何いたしますか?「個別で返骨でお願いします。⇒分りました。
今日が宜しいですか。「はい。以前お宅にお願いしたのですが、その時は霊園に行って火葬したのですが、今足立区に住んでいます。こちらに来てもらって出来ませんか?」
足立区からのお電話でした。
リピータの方で霊園が始まって17年の11月に火葬したお客様で、始まってから16番目に火葬してくれた方でした。リピータとしても3番目になる方です。
18年の6月にリピータとなられてから、ずっと今日まで火葬が無かった方でした。
猫ちゃんを飼っていて7年間は無事に過ごしていたのでしょうが、ここに来て3回目の猫ちゃんの死亡にあってしまったのです。
こういうお客様は、何としてもご期待に答えなければなりません。
⇒今日ですと18時30分に立会火葬が入っていますので、足立区まで行くと21時から21時30分になりますが。「そんな遅くまで遣ってくれるんですか。」⇒はい。リピータの方ですから。唯出張料が3000円夜間割増が3000円の合計6000円掛かります。「分りました。大丈夫です。」
こんな形で予約を受けさせて頂きました。
リピータのお客様では、やっぱりこちらの対応も違ってきてしまいますよね。
高速を使って一路足立区へ向かいました。
夜ですから早いですね。18時30分の火葬が遅れてしまったのですが、高速を使い道路がすいていたので丁度1時間で着くことができました。
21時35分到着です。
お客様のお部屋に伺って事務処理中にお客様から言われました。
「お宅のホームページは良く見ています。」「ブログを含めて色々と知りたいことが良く載っているので助かります。」「いっぱい知りたいことが載っていると信頼できますよね。」あれからもう7年ですから。
こんな会話をして申込受付が終了しました。
今回の移動火葬は立会でペット可のマンションでしたが、すぐ20メートル程の所に車を止めて火葬する場所がありました。
夜間ですから、火葬する場所は発電機の音がしても大丈夫なような所が火葬することが出来る場所です。以前住宅街の真ん中でお客様に言われて火葬してことがありましたが、苦情は来なかったですが、皆さん窓越しにこちらを見ていた事がありました。
きっと、発電機と排気音が響いたのでしょ。
それから、夜間の火葬はお客様に言われても住宅街の真ん中で火葬することはしておりません。
今回は、マンションから少し離れている場所が会社だけでしたので、音がしても大丈夫でお骨上げをする場所もありましたのでそこですることにいたしました。
火葬時間は、35分間。
火葬したお骨は、真っ白でした。唯、肺の所に腫瘍がありました。お客様は肝臓が悪かったと言っていたので、肺ではなく肝臓なのかもしれません。
糖尿と言っていたので頭のお骨が心配だったが真っ白できれいに残っていまして、糖尿の特徴のボロボロのお骨の感じは全くありませんでした。
お客様も、火葬中はマンションのお部屋に戻っていましたが、火葬が終わる旨の電話をするとすぐに降りてきていただきました。
心配していた、糖尿もお骨に異常はなく全く綺麗なお骨だったので、安心して「やっぱり、遠くだったですが、お宅に頼んで良かった。」と言ってくれました。
帰りに「夜分遅くまで遣っていただき有難うございました。」と頭を深々と下げられたのが印象的でした。