青梅市大門でした移動火葬はラブラドール16歳の一任火葬でした。
ナビの住所の家に着いたのですが、表札もないし呼び鈴を押しても返事がありませんでした。電話して家の外に出て来てもらうと2家手前の家でした。
事務処理も済ませて、納屋に寝かせてあるラブラドールちゃんを火葬炉にのせてからお経を読んでお葬式です。
「お経も読んでくれるの?」とビックリしたような一言でしたが、「お願いします。」とご返事をいただいてお葬式を行いました。
お線香を上げてお別れして火葬炉に点火です。皆さん手を合わせて拝んでいました。
点火して間もなく、お客様との雑談の中で「この子は2ヶ月も動けなくてずっと看病していました。」
「餌を食べられるように胸とお腹を吊って立たせてやって食事をさせてやっていました。」
と吊り下げていた器具を見せてくれました。
痩せてしまってガリガリでしたが、ラブラドールの確りした顔立ちが印象的な犬ちゃんです。
お話しの中にこの子に対する愛情が溢れでていました。
昨年12月から体調が悪くなり,とうとう10月には全く動けなくなってしまったそうです。
床ずれも起きてしまったラブラドールちゃんの死期を飼い主の皆さんが感じたのでしょう、動けなくなったなった2ヶ月前から亡くなった場合の準備をしたそうです。
動物病院の先生から教えて貰ったと言っていましたが「万が一の為に電話番号を電話機に貼っておきました。」とも言っていました。
火葬時間は65分
全く臭いも煙も出ない火葬で、お客様たちも最初の15分間ぐらいは心配だったのでしょう、ずっと見ていましたが、寒かったので家の中に引っ込んでしまいました。
火葬したお骨は真っ白で全くの老衰そのもののお骨でした。
何処も悪くなく、1年間を掛けて老衰で自然に亡くなっていきました。
お客様もこの大切なラブラドールちゃんを見送ることが出来て、皆さんホットしていたようなお顔でした。安らかにお眠りください。