東大和市中央から猫ちゃんの火葬にいらっしゃいました。
予約時間の丁度1時間前にいらっしゃいまして、駐車場の車の中でお待ちしていただきました。前の火葬のお客様も早くいらっしゃったので、25分程待ってもらって受付をさせて頂きました。
お連れいただいた猫ちゃんは、真っ白な毛並みのお顔の大きい猫ちゃんでした。
「何の種類ですか?」と聞くと「雑種猫ちゃんです。」と言っていましたが、猫ちゃんで他の色の混じっていない真っ白な猫ちゃんはあまり見たことがありません。
大体、黒か、茶色が混ざっています。
お客様は、この真っ白な猫ちゃんの毛並みがとても気に入っているらしくてお葬式の最中もずっと触っていらっしゃいました。
本当に大切にしていたのでしょうね。
お葬式でもうじき火葬してしまうと思うと尚更なのでしょう。一時も惜しんでずっと触り続けていらっしゃいました。
火葬炉に載せてお別れする時も、ずっと触っています。
別れを惜しんでいましたが、気が済んだかそれとも踏ん切りをつけなければと思って手を戻したのかは定かではありませんが、スッと止めてお願いします。
火葬炉に点火するときは、確りと手を合わせてお見送りをしていました。
でも、寂しそうでした。
火葬時間は、40分間。
火葬中、ずっと礼拝所でお待ちいただいていましたが、火葬したお骨をお持ちすると立ち上がってズットお骨を見ています。
無言でズッと見ていました。
無口な方で、受付中から点火して礼拝所で火葬についての説明をする時もズッと無言で聞いていらっしゃいました。
唯、一度だけ猫ちゃんを包んできた分厚いお布団を「一緒に火葬して欲してください。」と言った時に言葉を出しましたが、「お骨が分らなくなってしまうので一緒に火葬できません。」とお断りした時も頷いていただけでした。
この猫ちゃんは、腎不全と言っていましたが、腎臓辺りが少し黒い色が着いていましたが、それ程ではありませんでした。それより、肺辺りの方が色が濃かったと思います。
お客様は、粉骨もご希望でしたので仮の骨壷にお骨上げをしてから粉骨作業に掛かりました。
粉骨下お骨は、真っ白でとても綺麗なお骨でした。
丁度2寸の骨壷に8分目程ですが、結構重さを感じました。
やっぱり、詰まっているのですね。4寸の骨壷に6分目程あったお骨が粉末にしてしまうと2寸の骨壷に入る程度に減ってしまいますが、重さは同じなので重たく感じるのでしょうね。
お骨をお渡しすると頭を下げましたが、以前無口です。
何もしゃべらないから気に入らなかったかと思うとそうではありませんでした、お帰りになる時は「有難うございました。」と小さな声で笑顔でおっしゃってお帰りになりました。
東大和まで気おつけてお帰りください。