ペット霊園の共同墓地の入り口の所に白いお花の咲くサルスベリの木が植えてあります。
この百日紅の木は、開園してからズットカイガラムシに遣られてしまって、治療が大変だった木ですが、ここに来てスス病やカイガラムシの退治が出来てきました。
その百日紅の木に門かぶりを作ろうと一昨年から共同墓地通路の上に伸ばした枝をワイヤーで引っ張って横に伸びるようにしています。
昨年は、ワイヤーで引っ張っている枝から出てきた枝をもう一本のワイヤーを使ってその枝も引っ張っています。
この二本のワイヤーで引っ張っている枝が太くなって幹となり、そこから枝が生えてお花を付けてくれれば完成なのですが相当の年月がかかると思います。
今年も、横に伸びた枝から新芽が出てきました。然し、ワイヤーで引っ張って負荷が掛けてある部分は、全く新たな芽が出る気配はありません。
芽が出ているのは、引っ張っている先に伸びた枝や負荷が掛かっていない部分の小枝等から新芽が出て来ています。
昨年から剪定の方法を変えました。
以前は、小枝も残さずに全部切り落としてしまっていましたが、昨年から切り落としてしまう枝と残しておく小枝を分けて剪定することにしています。
残してあった、小枝からはやっぱり新芽が生えてくるのが早く出て来ています。
お陰様で、門かぶりを作っている枝の小枝からも新芽が出ているので、気分的に何か良い感じに思えて来ています。
今、負荷がかかっている部分はストレスが相当ありますので暫くは新芽は無理でしょうが、枝が太くなって下からつっかえ棒を施すようになると、ワイヤーで引っ張っていたストレスが無くなりますので、それから新芽が出てることだと思います。
共同墓地の階段を上がると一本の百日紅の枝が頭上にあって、その枝から小枝が上に向かって何本も出ていてその先に真っ白なお花がいっぱい咲いているというイメージを描いています。
このイメージに到着するのには、後5年ぐらいは掛かるでしょうがゆっくりと自然と調和しながら百日紅の木に以上なストレスを与えないで着実に作っていきたいと思っています。