火葬した猫ちゃんの腎臓に青白い塊が一杯ありました。
お客様は、「お医者様からこの子は尿路結石だといわれていました。」と言っていましたが、「こんなに硬い石があるなんて。」と驚いていました。
雑種猫ちゃん18歳の立会火葬です。
お客様の申告では、雑種猫と申込書に書きましたが、ペルシャ猫との雑種のような感じの猫ちゃんで体重2キロの比較的小さく感じる猫ちゃんでした。
申込書の死亡原因は、老衰でした。
火葬したお骨は、真っ白でとても綺麗でした。やっぱり18歳ですから超高齢な猫ちゃんです。
超高齢な猫ちゃんのお骨は、真っ白が特徴です。
悪い病気をしていると、長生きしませんのでこの真っ白なお骨は、病気をしていない証拠です。
お骨をじっくり見ていく間に、チョッと気になることがありました。
それは、腎臓辺りに青白い塊がいっぱいある事です。このあたりに茶色の塊があるのはウンチが残っていてその燃えカスなのですが、この青白い塊は全く違う状況です。
その塊を手に取って触ってみるととても硬い塊でした。潰しても石みたいに硬くてつぶれません。
これは、結石かも知れないと思って、お客様に「尿路結石があると言われたことがありましたか?」と尋ねると「お医者様から尿路結石だと言われていました。」と返事がありました。
やっぱり、尿路結石ってこんなに大きな石がいっぱいあるのかとビックリ致しましたが、そうなんでしょうね。
何回か、尿路結石と言われてこの様な石を見ているのですが、今回みたいにいっぱい固まってあるのは、初めてです。
お客様は、老衰と書かれましたが、死亡原因は尿路結石だったんでしょうね。
お客様の申告体重は、2キロでしたが火葬したお骨自体は、3.3寸の骨壺には入りきらないほどのお骨の量がありました。
多分、元気な時は大きな猫ちゃんだったんでしょう。
それが、この病気で体重が極端に少なくなってしまったのではないかと推測されます。
それにしても、凄い量の結石があった猫ちゃんでした。