八王子下柚木ペット霊園のお花畑の間にある通路の仕切りの木材が腐食してボロボロになって来ています。
それもその筈、もうペット霊園が開園してから10年も経つのです。
この八王子下柚木ペット霊園は、私達の手作りのペット霊園です。そして開園当初は、なるべく早く出来上がるように仮設的に木材を使ってこの通路との仕切りを作りました。
これは、一時しのぎの方策でしたが、時間的な余裕と金銭的な問題もあり安くて早く出来る方法として、この木材を使った通路とお花畑の仕切りを選択いたしました。
当然、腐食が起きる事も想定に入れた選択です。
もっと早く壊れるかと思ったのですが、かなりの期間持ってくれましたね。感謝しています。
当初から、本格的なものを作る事の方が良いのに決まっていますが、それは開園当初の資金不足が一番の問題でした。
今回、この通路の木材の腐食が深刻になったので急勾配の部分の仕切りをオーストラリアンレンガで作成する事にいたしました。
今回も、短時間で出来る接着方法としてシリコンを使う事にしました。
そして、今回の一番難点は上からサツキの枝が被ってきて通しの糸を張って施工する方法が取れないことです。
その為に、下を合わせて上の部分を水平にして通りが真っ直ぐに行く方法で施工させて戴きました。
唯、サツキが被っている所では、水平器が使えないので目分量で通しを見る事に致しました。サツキも被っているし、確りと張り付いて土が流れ出さなければ見栄えもそんなに悪くありませんので、この方法で十分です。
兎に角、この急勾配の通路に脇の仕切りは梅雨が来ないうちに完成しておかなければ土が雨で流れ出してしまいます。
オーストラリアンレンガの脇と下面にシリコンを塗って、下側に抑えの定規を置いてあるその脇に張り付けてからそのオーストラリアンレンガの通りを綺麗に揃えるために水平器で上の通りを整える作業を開始いたしました。
この作業で、通りが上手く通るか心配でしたが、遣って見ると中々のものです。心配する事が不要でした。
そして、作業のスピードも比較的早く完成する事が出来ます。
このシリコン方法だと失敗した所は後からカッターでシリコンを切り取ってから又貼り付けを行う事が出来るので、容易に作業が行われそして粘着性も高いのですぐに完成する事が出来ました。
一カ所だけ、急斜面のマジ合う交点の部分だけチョッと不満が残りましたが、これは後日その交点に使ったレンガをカッターで切り取って少し曲げてお互いが接着する方法で解決すればよいのです。
何れにしても、梅雨前にこの急斜面の部分の仕切りが完成して胸を撫で下ろすようにホット致しました。
これで、梅雨の大雨が来てもこの急斜面の部分の土が流れ出すことは無くなりました。
これに続いてペット霊園内の直線部分の通路との仕切りの土止めが時間の空いている時に施工する事が出来ます。
1~2ケ月掛かると思いますが、少しずつ気長に施工していきたいと思っています。