菩提寺の常保寺で母の一周忌を執り行いました。
早いものでもう一年です。
当日私たちの仕事の関係で、平日に日時を設定したので来られない方もいらっしゃいましたが、親戚一同が顔を揃えて母の一周忌の法要を行いました。
そこで、前日気が付いたのですが、和尚様から今年の3月に得度式をしたときに貰った絡子とお数珠をペット霊園に置いて来てしまったのです。
気が付いてからペット霊園に取りに行ってきました。
当日、和尚様が待合室で私たちが時間を待っている時にいらっしゃって絡子をしていないのに気が付きました。
「絡子は?」と声を掛けらえて「持って来ていますので、始まる前には掛けさせていただきます。」と答えると頷いていらっしゃいました。
良かったです。
折角もらった「僧籍の印である絡子」をしていなければ大変失礼に当たります。
もしかすると和尚様は、私が通常の黒いダブルの服装だったのでチョッと違和感を持ったのかもしれません。
確かに、得度式の時は「作務衣を着て来て下さい。」と言われて作務衣を着て出席したのですが今回は通常の黒服です。
お寺に行く時は作務衣を着て行った方が良いのでしょうか。今度和尚さんに聞いてみたいと思います。
絡子をして本堂に行くと親戚の皆様は不思議な顔をしていました。
法事が済んでご挨拶で「3月18日に得度式をあげて僧籍を戴いたこと。」「安名を『秀月』となったこと。」お話しすると皆様頷いていらっしゃいました。
こうして母の一周忌が無事に終わりましたが、本日から名前を荒井秀月とさせて頂いて塔婆にもその名前を書き込んでいただきました。
こうして一年経って母の一周忌も無事に済ませる事が出来ましたが、亡くなる時の母の姿がこうしてブログを書いていると目に焼き付いているのが思い出されます。
母の一生は、最後の時に手を左右に振って私にお別れして後はゴーといびきをかくようにして亡くなりました。
計らずも私がお見舞いに特別養護老人ホームに行った時の事でしたが、私を確りとまっていてくれたような大変ありがたいと同時にこれから確りと家を守って行きなさいと言われたような気がしています。
無事に一周忌を済ませてこれからも家族仲良く元気で仕事に暮らしに励んで行きたいと思った次第です。