本日、久し振りに星がめの火葬を致しました。
星がめちゃんは、いつ見ても素晴らしいですね。今回は武蔵村山市の中藤に伺っての出張火葬です。
星ガメちゃんを火葬したのは、もうかれこれ1ヵ月半位前の事だったのでないかとおもいます。
今日の星ガメちゃんは、2.4キロ10歳の確りとした肉厚の星ガメちゃんです。亀ちゃんは平たい亀ちゃんは大きく見えても体重は比較的軽くて今回の様に直径は30センチ程ですが、厚みのある亀ちゃんは重たいのです。
今回の星ガメちゃんは、体重も2.4キロと今まで火葬した星ガメ中一番体重の大きい星ガメちゃんでした。
最高年齢は、24年6月25日に火葬した川崎市川崎市大師本町の11.5キロのカメリちゃん15歳ですからチョッと年齢的には今一の間がありますが、星ガメ自体の火葬がそうあるものではありませんので10歳は第2番目になります。
星ガメちゃんは、いつ見ても素敵ですよね。
星の形の甲羅がとても綺麗で素晴らしいですからね。
お客様は、今回ペットの火葬が初めてだといっていました。私たちが家を探していると奥様が家の中から出て来てくれて、お客様のお住まいが分りました。
玄関で事務処理をすぐしたのですが、このお葬式から火葬まで行なう「連れがもう少し経つとやって来ます。」と言っていました。
事務処理中にそのお連れさんがいらっしゃいました。
事務処理を終了すると居間で皆さん集まりまして一人ひとりがお別れをしているのが分りました。
この家の若夫婦のようですが、住まいは別の所にあるようです。
お別れが終了してから、玄関の所でお葬式を行うことに致しました。お経の最中は飼い主のお客様は皆さん手を合わせて一生懸命拝んでいらっしゃいます。
この真剣さは、正に皆様方がこの星ガメちゃんをいかに可愛がっていたか良く分ります。「レタスを一緒に入れていいですか?」と葬儀後に聞かれましたが、このレタスを二つぐらい一日で食べてしまう程星ガメちゃんは好きだったようです。
火葬中には大きな出来事がありました。
火葬しているスタッフがお客様に「チョと見てもらって良いですか?」と問いかげています。
星ガメちゃんの頭が壊れかけ始めたそうなのです。
火葬炉の火が当るたびに頭のお骨がポロ、ポロと崩れていきました。
この頭のお骨の壊れ方は、歯周病か糖尿病がある動物に良くあるパターンです。ですから火葬しているスタッフもお客様にじかにこの現状を見てもらった方が良いと判断してお客様に見てもらったのでしょう。
火葬したお骨のお骨上げは、通常ですと甲羅を先に入れて行くと甲羅の中に確りと亀ちゃんのお骨が残っているのです。
頭のお骨に始まって両腕、背骨、両足、尻尾と確りと分るのですが、今回の火葬ではお骨自体はあるのですが、甲羅を取っていくとその形のままに残っていませんでした。
特に小さなお骨は殆どなくて別の場所にこのお骨を並べる事自体うやむやな形で出てきたお骨を置く程度でした。
今回の火葬を通して、チョッと悲しい火葬になってしまいました。
お客様は、もともと亀ちゃんの病状が如何だったかおっしゃいませんでしたが、モクモクとお骨を確り拾って先に入れた甲羅の上に置いてお骨上げが終了いたしました。
この2.4キロある30cmぐらいの亀ちゃんにしては、4寸の骨壷に半分ぐらいの甲羅とお骨の量でしたのでとても少なく感じました。
キッと糖尿病か歯周病でお骨が解けてしまってお骨の量が少ないのでしょうね。
でも、お客様は大満足のようでした。
お骨上げが終了すると「本当に親切にして頂いて有難うございました。」と深々とお辞儀をして頂きました。帰るときも外に出てお見送りを戴きました。
「とても、可愛がっているんだなぁ。」と感じたホシガメの火葬でした。