今日の朝一番の火葬は、イタリアングレーハンドの持ち帰り火葬でした。
持ち帰り火葬は、個別一任火葬ですが、待っていてもらってスタッフがお骨を拾って骨壷に入れてお渡しする火葬です。
自分では、お骨を拾うのを躊躇う人が可也います。
その人たちの為に作った制度です。
今回のイタリアングレーハンドちゃんは、3.5キロの14歳です。
痩せてしまって毛が抜けてしまっています。以前癌の手術をしたといっていましたが、体つきから言うと癌が死亡原因の様に見えます。
お客様は申込書には老衰と書きました。
火葬炉に載せて霊園のお花でいっぱいに飾ってお別れです。
火葬炉に載せた状況で下腹から足の付け根に掛けて体の中が黒くなっています。
何なのでしょう。
火葬したお骨を、お客様に火葬炉の脇で説明している時にお客様は足が悪かったといっていました。だから黒い色が体の中にあったのですね。
イタリアングレーハンドは、狩猟犬ですから体はとても強い犬ちゃんです。
今回の火葬も、45分掛かりました。
お客様に「以前はなんきろぐらいありましたか?」と聞くと「8キロ位かな?」とお答えになりました。
現在の体重が.3.5キロでも元の体重の時間ぐらい火葬時間って掛かるんですね。
火葬したお骨も、肝臓辺りに大きな腫瘍があり、お骨自体は少し赤茶けていました。
お客様は、お骨の説明と綺麗な火葬に対してとても喜んでいる様子でした。
以前は、横浜の火葬場へ言っていたらしいのですが、火葬している最中に「ここは、安いですね。」と言っていらっしゃいましたが、相当気に入ってくれたらしく、お帰りの際に「これからの火葬はここで決まりだね。」と家族で話しているのが聞こえました。
思いどうりの火葬が出来たようで、お帰りになるときの晴れやかなお顔が印象的でした。
ご冥福をお祈りいたします。