ビニールハウスは、今からが一番大切な時期になります。
夏のお花たちの冬越しはもう始まっています。夏のお花たちはビニールハウスの暖かい環境ですくすくと育っています。
通常は「冬を耐え忍んでています。」と書くべきですが、今年は「すくすくと育っています。」が正解のようです。
唯、このビニールハウスは殆ど石油ストーブは炊きません。通常は太陽の光で「室内が暖かくなってヌクヌクとしている。」という感じなのです。
今回はこのビニールハウスに焦点を合わせてご報告をさせていただきます。
このビニールハウスには、現在3種類の使用方法で使っています。
まず最初は、ペット霊園のお花畑に直ぐにでも植えることが出来るお花が未だこのビニールハウスの中に置いてあります。それはバンジー、菜の花、ノースポールの三種類です。
これは、種蒔きをしてお花が大きくなってきたのですが、火葬の合間に植え付けをしているのですが、火葬が忙しくて中々植えつけることが出来ません。
その為に、このビニールハウスの中でヌクヌクとしているのです。
この3種類のお花を早く植えつけないと次にくるお花たちの種蒔きも出来ません。
次は、夏のお花たちの冬越しの為に使っていることです。これはペチニアとジャコバサボテンです。
ジャコバサボテンは、12月にお花をいっぱいつけて活躍しましたが、この寒さですからこのビニールハウスに入れて保護しています。
ペチニアは、本当に越冬の時期で茎も枝も小さく切った鉢がいっぱいこのビニールハウスに入っています。でもこのペチニアには異変が起きています。
それは、例年ですと冬越しの為に小さく枝をしたままの形でひっそりとしてこの中に入っていますが、今年は枝をドンドン伸ばして、お花さえつけているペチニアがあるのです。
それだけ、今年は暖かいのでしょうか。
これだと、枝を伸ばしてきているペチニアは一旦伸びている枝を切ってその枝を挿し木をする事も出来るのではないかと思ってしまうほどです。
挿し木をするかしないかは一旦試してみる必要があると思っています。
そして、この分ですと3月初旬からこの咲き誇ったペチニアをペット霊園の色々な場所に植え付けをしたり鉢で飾ったりすることが出来ることでしょう。
そして、第三番目の使い方は、松葉菊を挿し木をして成長させていることです。
ペット霊園の東側の斜面の柴桜がダメになってきています。その為に新たなお花をそこに植え付けをすることにしています。
昨年、柴桜のお花を根付けしてみたのですが、見事失敗をしてしまいました。そこで今年は松葉菊を試しているのです。
11月頃に一旦生えている松葉菊を途中からバッサリ切ってその切った枝を今回挿し木をして繁殖させているのです。
松葉菊は強いですね。
本日も昨年11月に切ってとっておいた株をビニールポットに植え付けをしました。果肉の強いお花なのでほっといてもチョッと水に浸しておいたらもう4ヶ月ももっています。
最初に挿し木をした松葉菊はドンドン生長して今はもう立派に果肉をみどり一杯にしています。現在5箱ありますのであと3箱も出来れば東側の斜面全体に植え付けをすることが出来ると思います。
このようにしてこのビニールハウスは活躍していますが、昨年暮れからこのビニールハウスの中に車の床に敷くトレーで水をためることが出来るマットを18枚も敷いてあります。
これは、ビニールハウスに置いておくときに時々水を掛けたり鉢一杯にお水を補給してやることを忘れてしまうことが度々あります。
火葬が忙しくてビニールハウスの中までかまってやれなくてお花を枯らしてしまうことが度々ありました。それを防ぐ目的と栄養の入ったお水を下に零してしまわないようにする配慮からです。
これでビニールハウスの中も栄養の補給が十分出来ると同時にお花を枯らすことがなくなりました。水をためておく為に今度はネグサレを心配する必要がありますが、もう数ヶ月経つのもありますがその心配は今の所ありません。
これで冬越しから種蒔き、そして挿し木等色んなことが行なえると思っています。