動物の園の入っているマンションのお客様の火葬をさせていただきました。
埼玉県の所沢市は「動物の園」の本拠地です。
大変立派に全国展開をしているペットの火葬業者です。
その「動物の園」入っている客様からご依頼があり、所沢へ向かいました。
そのビルのところまで行く前までそこに「動物の園」の所沢支店があるとは全く知らないでそのビルの前を通り過ぎたのです。
通り沙汰に「あ、ここに動物の園があるよ。」と言いながら通り過ぎてしまいましたが、そのビルがお客様のご自宅でした。
今日の移動火葬は、もう少し遅い時間でしたがこちらの都合で時間を1時間早めにして貰って伺いました。
いつものように玄関で事務処理をして、お経を読んでお葬式をさせていただきました。
今回の犬ちゃんはチワワちゃんで11歳6ヶ月の小さい可愛い犬ちゃんでした。ボストンバックの中にタオルで包んで入れてあり、周りにお子様やご家族で折ったのか鶴の折り紙がいっぱい入っていました。
お客様は、玄関でそのボストンバックを手渡して「宜しくお願いします。」と丁寧に頭を下げてお別れしました。
この近辺での火葬場所は、いい場所が確保してありますのでそのに向いました。車で3分ぐらいの所でしたが、来る途中に火葬炉の燃料の灯油を入れてくるのを忘れてしまっていたので、直ぐ傍のガソリンスタンドに立ち寄って灯油を入れてから火葬場に向いました。
火葬時間は35分で終了しました。
火葬したお骨は、真っ白でしたが肝臓にチョッと色が着いていてそこが悪かった事がわかりました。
お客様にお届けの時に、「肝臓が悪かったですよ。」と言うと「分るんですか?」
「うちはペットちゃんを火葬中弄くりませんので、そのままの姿で火葬炉から出します。そのために殆ど悪い所が分ります。」と言うと「分りました。有難うございました。」と。
「家には未だ2匹います。」「3匹いたのですが、一番小さい子が先に亡くなってしまいました。」と下を向いてしまいました。
「また、何かお世話になると思いますが、宜しくお願いします。」と言って骨壷を受け取り大事に胸に抱きしめました。
帰りに、「何で動物の園に頼まなかったのかね?」と不思議に思いましたが、お客様にとっては色々とあるのでしょう。
それにしても、当園を選んで戴けた事に感謝をして帰路に着きました。
追伸:この記事で「動物の園」を「動物ねむりの里」と間違えて書いてしまいました。動物ねむりの里様にはご迷惑をおかけ致しましたことをこの場を借りてお詫び申し上げます。