ペットの火葬をする時に一緒に火葬したいものの中で縫いぐるみは、お客様がとても希望が多いのですが、殆ど出来ません。
でも、「如何しても火葬したい。」というお客様には特別に「縫いぐるみの中の綿を取って周りの部分だけは火葬できます。」と言って火葬してあげています。
今日のお客様も、電話で確認がありました。
「縫いぐるみなんですが、火葬する事は出来ないと書いてあるのですが、火葬する方法ってありますか?」とお問合せがありました。
そこで、「通常如何してもしたい。」というお客様に提案している、「中の綿を取って外側だけならできますよ。」とお話いたしました。
でも、それではペラペラの布だけになってしまって縫いぐるみになりません。そこでお客様から「中に入れたいのですが、ビーズなんかは大丈夫です?」とご質問がありました。
ビーズでプラスチックのものですと火葬炉の中で過燃焼してしまって黒煙が出てしまいます。ですから「プラスチック以外のものなら。」と言ってあげました。
お客様は、何とか縫いぐるみをそのままの形にして一緒に火葬をしたいのでしょう。
今度は、「それでは、中に草などを入れて行っても良いですか?」とご質問を受けました。
「草なら大丈夫です。」とお答えさせていただきました。
ペット霊園に来て火葬炉に載せる段になって、とても可愛い熊さんの縫いぐるみがありました。
「これですか?」「一緒に火葬したい縫いぐるみって?」
というと「そうです。」
見ると真っ白な小さな15cmほどの熊さんの縫いぐるみです。
何処から草を入れたか分らない様に綺麗になっています。
お客様も、喜んでその熊さんを火葬炉に入れて火葬することに致しました。
火葬中、問題がないかと思いましたが、まったく問題なく火葬が終了する事ができました。
実際に家で縫いぐるみの綿を撮って燃えやすい食料の草などを入れて来れば見た感じは全く分らないです。売っている熊さんみたいな感じにみえました。
よく考えることが出来ましたですね。
お客様方で実際に縫いぐるみを持参して、「一緒に燃やすことはできません。」と断られたお客様方にはとても良い方法ですので、ご紹介いたしました。
今まで、一緒に遊んでいた品々を一緒に火葬させてあげたいという気持ちは良く分ります。
この記事を参考にして戴けたら幸いです。