創価学会のお客様は、ご自分で勤行を行ないます。
お客様には、「10分でお願いします。」と時間を区切ってお願いしています。
この10分と言う時間はとても長い時間です。
創価学会の皆様のお経は早いので、方便品、寿量品で概ね3分で終了します。それからお題目を上げるのですが、10分から3分を引くと7分間あるのです。
この7分間ってとても長いですね。
創価学会のお客様は、シバシバいらっしゃいますが、この10分の枠を嵌めていますが、この10分を超えたお客様はいらっしゃいません。
失礼だと思うんですが、勤行の始に開始時間を確認して終わる時間を確認しているのです。勤行中は、「あと何分で終了してください。」等のアナウンスはしていません。
お客様の胸三寸で「もうこの位で良いかな。」と言う感じの時にお客様の判断で終了しているのですが、お客様方も早めに切り上げてくれています。
多分、ご自宅で十二分にお経を上げて、お題目を上げて来ていらっしゃるのでペット霊園では気を使ってくれていることだと推測できます。
今日の創価学会のお客様にも、「勤行の時間は10分でお願いします。」とお願いしておきました。
ご自分でご本尊を持参していただき、いつも観音様がある場所にそのご本尊を置いてもらってから勤行を始めて貰いました。
お題目も可也長い間行っていた感じがしますが、今回も勤行を始めて終わるまでの時間は、7分弱でした。
「とても気を使ってくれているのだと思います。」でもお客様は、火葬する前に確りと思いを込めて勤行をすることが出来てとても満足そうでした。
火葬炉に載せて、霊園のお花で飾ってお別れして、点火を見届けました。この時もお題目を上げて点火の一瞬を拝んでいただいています。
お客様は何もおっしゃいませんが、とても、飼っていたペットちゃんに対する思いが強いのだと傍にいてその雰囲気がヒシヒシと伝わってきました。
私達にペット霊園は、どの宗教でも対応できるように努めています。
全く、お経やお線香をたくことすらあしないお客様から、お経をご希望になる方、そして創価学会の皆様の様にご自分で勤行する方々と千差万別ですが、お客様の立場に立ってこれからも遣って行こうと思っています。