昨年に購入した、大型火葬車ももう一年が経ってしまいました。
この間、ともてこの大型火葬車のお陰で大型犬の火葬も問題なく終了することができました。この大型火葬車様々でした。
この大型火葬車は、40キロのペットが火葬できるサイズに作ってあります。この一年で(昨年の7月1日から今年の6月11日まで)で175件を大型の火葬車で火葬しました。
その中で最高のキロ数は福生のラブラドールちゃんで33キロが最高でした。
その割には、大きな体重をこなしていません。
この大型車の最大の特徴は、夜間の火葬で火柱が一つも出ないことです。
この175件のうち夜間の18時以降の火葬は、35件ありましたが、いずれの火葬においても火柱が全くでなかったことです。
この火葬炉を注文するときに一番のお願いは、「火柱が出ないような火葬炉を作ってください。」と言うことがまず最初にお願いしました。
火柱が出ない火葬炉ってとても難しいことなのです。
全国どこの移動火葬車でも、この火柱対策が一番厳しいことなのです。
火柱が出ると、火葬している車を見た一般の人は、「車が火を吹いて燃えている。」と思ってしまって、すぐ110番をされてしまうことが度々あるのです。
この様なお願いをして作った火葬車ですからとても満足しています。
満足しているのですが、良い車であればあるほど色々な面で欲がでてきます。
6月の中旬にこの大型火葬車を作ってくれた、オールペットの社長から一年の点検で色々な所を見てもらえることになりました。
この車をもっとよくするための、対策で7つのより良い改善点が見つかりましたので、それも直してもらってもっと使い良くしてもらうことになりました。
そこで、本日26日と27日に三重県四日市市のオールペットにお邪魔して7っの改良方法について協議してから改良してもらうことになりました。
改良点のまず第一は、室温の上昇を抑える対策です。
この対策と一緒に火葬炉内の熱が覗い窓から噴き出してくることがあるのを停める方法が一体で対策をしてもらいました。
炉内の空気の量が多くててしまうので、バーナーの火口を一段低いのに取り換えることに致しました。
そうすると、覗き窓からチッシュをぶら下げてもチッシュに火が付くこともなく、こう燃焼にしても火が吹き出ることもありませんでした。
それと同時に行ったのは、空気の流入と排出の流れを確りと作ることです。
車の全面の所に換気扇の25cmを据え付け強制流入を計ることに致しました。また、煙突の脇の鉄板を切り取って排出の促進と煙突の吹き上げる力を利用して作業内部の空気を輩出することにいたしました。
また、脂分の多い犬ちゃんを火葬すると、どうしても脂分が残ってしまって通常の火葬が終わっているのに、脂分の燃焼の為だけに燃焼作業をずっと続けなければないのです。
この脂分の燃焼を促進するために、今まで敷き鉄板を使っていたのですが、それを取りやめて受け台の上に12ミリのマットだけにしてその上に火葬台を置いて火葬することにいたしました。
この方法は、どの位効果があるかわかりません。
また、受け台の上に直接脂分が零れるので、受け台のひび割れがどの位進むかわかりません。
今までの方法では、無理でしたので、この方法でチャレンジしてみることに致しました。
マダマダ行ってもらった改良点はありますが、主なものだけを書かせていただきました。オールペットの社長も従業員の皆様もとても気さくに色々とこちらの要望を改良した貰いました。
今日は、改良点の工事をした貰い、明日にはその試験をしたいと思っています。
本社から、朝4時に出て10時に四日市まで到着しましたが、とても良い改良が出来ていますので、とても満足しています。