八王子下柚木ペット霊園では、八王子市内で唯一つ粉骨パウダーをしています。
ペットの火葬以外で、粉骨だけでいらっしゃるお客様も結構いるのです。
でも、時々大変かわいそうなお客様に遭遇する時があります。
それは、火葬したお骨の骨壺を開けた時の見かけます。
骨壷の中のお骨は、本来は真っ白であるのが普通です。
所が、今回のお客様の骨壺の中は、黒い塊がいっぱいありました。
粉骨パウダーをご希望のお客様でしたので、この骨壺に入っているお骨をそのまま粉骨したのでは、真っ白になるはずのお骨が黒っぽい灰色になってしまいます。
驚いたことに、頭の中の部分はそっくり燃え残りの黒い塊が頭の中に詰まっていたのです。これでは、粉骨はできません。
そのまま粉骨したとしても、お客様のご満足はいただけないでしょう。
当園で粉骨して貰ったと他人に見せたとします。
通常は、黒っぽい灰色のお骨をみても「何も分からないかも」しれません。でもチョット粉骨に理解のあるお客様や当園で火葬して粉骨したお客様が見たら、「何これ!」と言うことになってしまいます。
そこで、白いお骨と火葬がまだ完了していない黒い燃え残りを確り分けて白いお骨の部分だけを拾い出して粉骨することに致しました。
網の上に骨壷から小さいお骨が混じったのを広げてお骨だけを拾い出していく作業を二人掛かりで行いました。
お骨に拾い出し作業は15分ほど掛かりましたが、燃え残りをすてて綺麗なお骨を粉骨させて戴いて粉骨作業は完了いたしました。粉骨したお骨は、真っ白でとても綺麗なパウダーに仕上がりました。
お客様も、「真っ白で綺麗ですね。」とニコニコしたいました。
そこで、「何処の会社が火葬したのですか?」とお聞きすると「移動火葬で来て貰って火葬しました。」と言っていました。
お客様には、この火葬がまだ完了していない火葬だとは思っていない様子です。
本来は、あと10分は火葬しなければこの黒い燃え残りは無くなりません。
火葬技術の未熟なスタッフが、完全に火葬が完了していないのが分からなくて火葬が終わったと思って終了してしまったお骨なのです。このペットを火葬した会社の技術レベルを疑うお骨でした。
お客様には、ペット火葬業者を選ぶときには、ホームページの一番下に書いてある「Copyrights 2009-2014」と言う数字をよく見て業者を選んだ方に良いと思います。
この表示は当園のものですが、2009は、ホームページを作った時の西暦で、2014は、このページを作りなおした西暦です。
この2009で、この会社のペット火葬を開始した年代がわかります。
この様な所からこのペット火葬業者は、もう何年やっているか分かります。
今日のお客様は、「もう10年もやている業者です。」と言っていました。
でも、会社は10年遣っていても移動火葬に来た担当者は、とても経験が少ない人だと思わざるを得ない状況でした。
余りに酷かったのでここに書きましたが、確りとした火葬業者を選んで欲しいと実感した次第です。